【漫画34】中村莟玉や尾上左近が登場するネタ漫画!妄想新作歌舞伎『◯休さん』第二話

【漫画34】中村莟玉や尾上左近が登場するネタ漫画!妄想新作歌舞伎『◯休さん』第二話

4月も本日で終わりですね🌸
来月の歌舞伎座「團菊祭」では、尾上左近おのえさこんが三代目 尾上辰之助おのえたつのすけを襲名します✨

そんな辰之助襲名披露を目前に――
先日の【漫画30】で披露した「一休さん」ネタの続編、第二弾「この橋以外わたるべからず」が完成しました!🎉

前回は一休さんの有名な「虎の絵退治」エピソードを、“歌舞伎で解決する”というお話でしたが、今回も有名な「この橋わたるべからず」エピソードを、またしても歌舞伎で解決する(?)お話です😏

今回のキャストは…✨
中村莟玉なかむらかんぎょく(まるる)が主役の◯休まるきゅうさん、
尾上左近がサヨちゃんならぬサコちゃん
上村吉太朗かみむらきちたろうが弥生ではなく如月きさらぎ
市川猿弥いちかわえんやが桔梗屋ではなくえん屋という配役です🎭

しかも今回は――
『義経千本桜・四の切』の“舞台の秘密”にもグイッと踏み込みます🦊✨

🌸まるるファンや尾上左近の辰之助襲名を楽しみにしている方はもちろん、「歌舞伎ってちょっと堅苦しそう」って思ってる方にもおすすめの一本です!ぜひ気軽にお楽しみください😆

※漫画シリーズは制作順で番号を付けております。過去作も順次ブログに掲載予定です。

【漫画34】妄想新作歌舞伎『◯休(まるきゅう)さん』〜この橋以外わたるべからず!?〜

※スマホで文字が読みづらいときは、画像をピンチ(二本指で拡大)してみてください📱✨

【漫画34】妄想新作歌舞伎『◯休(まるきゅう)さん』〜この橋以外わたるべからず!?〜
[34-1]えん屋さんに欄干だけの橋を渡れと難題をふっかけられた◯休さん
[34-2]えん屋に抗議するサコちゃんと、坐禅を組む◯休さん
[34-3]『四の切』の狐忠信に返信する◯休さん
[34-4]◯休さんに欄干渡りはできないと言うサコちゃん
[34-5]『四の切』の舞台の秘密をばらしてしまうサコちゃん
[34-6]宙乗りで上がっていく◯休狐忠信を見て驚くサコちゃん
[34-7]音羽屋だけど本当は宙乗りがやりたいサコちゃん
ネタ元:テレビアニメ『一休さん』、歌舞伎『義経千本桜・四の切』
脚本:ミナミ
作画:Saku & Luna(AIアシスタント)




🔍🎭【解説】〜『四の切』は音羽屋型か澤瀉屋型か?〜

◯休さん第二話『この橋以外わたるべからず』いかがでしたでしょうか?😊

今回も”まるる”こと中村莟玉◯休まるきゅうさんを勤め、サヨちゃんならぬサコちゃんを、来月の辰之助襲名前に尾上左近にやらせることができました。

さらに、私の漫画で刀剣乱舞歌舞伎の膝丸としてちょくちょく登場する上村吉太朗が二月生まれということで弥生ではなく如月、見た目と役柄の雰囲気から市川猿弥が桔梗屋ではなくえん屋というキャスティングです。

アニメでは、「この橋わたるべからず」という桔梗屋からの嫌がらせを、橋の真ん中を堂々と渡ることでクリアした一休さんのお話ですが、今回の漫画では「この橋以外わたるべからず」。
つまり橋ではなく、“欄干だけ”というなかなか意地の悪い設定です😏

そこで◯休さんが思いついたのが、歌舞伎三大名作の一つ『義経千本桜』の『四の切(川連法眼館)』。
狐忠信がぴょこぴょこと欄干の上を渡っていく、あの名シーンです🦊

早速、狐忠信に変身した◯休さんですが――
辰之助襲名を目前に控え、ちょっと大人になりつつあるサコちゃんが待ったをかけます。

その理由は、「◯休(まるる)は狐忠信を演じたことがない」こと。
さらに「『四の切』の欄干は実は横幅がかなり広い」と、ドヤ顔で解説まで入れてきます😏

実際、私も3階席から観劇したときに「あそこだけ幅が広いんだな」と気づきましたが、1階席からではおそらく分かりにくいポイントでしょう。

ちなみに、左近の父・尾上松緑は『四の切』で狐忠信を演じており、いずれ左近――三代目尾上辰之助も、この役を演じる日が来るはずです。

そんなサコちゃんのちょっと上から目線の発言に、えん屋さんと如月がすかさずツッコミ。
一方その頃、当の◯休さんは素知らぬ顔で宙乗りの準備を始めています。

ふわりと舞い上がり、楽しそうに宙を舞う◯休さん――
それを見たサコちゃん、ついに本音がポロリ。

「音羽屋型でやれ、澤瀉屋型は邪道💢」

如月からは「ホントはやりたいんでしょ?」と図星を突かれ、えん屋さんからは「團子に怒られろ」とツッコミが入ります。
ここで名前が出てくるのが、同世代で澤瀉屋の宙乗りを得意とする市川團子ですね😄

実際、『四の切』のラストは家の型によって大きく異なります。

  • 音羽屋型:上手の木の幹に登って幕
  • 澤瀉屋型:宙乗りで花道上を飛び去る

まったく異なる演出ですが、近年は「四の切=宙乗り」というイメージが広まっている印象もあります。

家の型を守ることはもちろん大切ですが、やはりああした派手な演出には、若手として憧れる部分もあるのでは――そんな想像から生まれたネタです😏

ということで、来月(2026年5月)から始まる歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」では、尾上左近改め三代目尾上辰之助の襲名披露が行われます。

『四の切』の上演はありませんが、『寿曽我対面ことぶきそがのたいめん』や『鬼一法眼三略巻きいちほうげんさんりゃくのまき』では、新辰之助が書き出し(演目の最初に名前が載ること)を勤め、劇中口上も行われます。

この漫画で新辰之助に興味を持った方は、ぜひ劇場でその姿をご覧ください✨

ちなみに5月は、”まるる”こと中村莟玉は5/1〜5/3の浅草公会堂「神谷町小歌舞伎」、上村吉太朗は京都南座「歌舞伎鑑賞教室」に出演。市川猿弥は大劇場での出演はないようです。

漫画◯休さんも、面白いネタが思いつけばまた新作を披露していきます。
「こんな話どうですか?」というアイデアも大歓迎ですので、ぜひ教えてくださいね😆

※「澤瀉屋」の"瀉"は正式にはワ冠です。

👉『四の切』をもっと詳しく知りたい方はこちら!

【義経千本桜】狐忠信が宙を飛ぶ!四の切・川連法眼館のあらすじ解説【歌舞伎演目】
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▶️ 今回登場した役者が出演する2026年5月公演の公式リンクはこちら🎭

👉️歌舞伎座團「菊祭五月大歌舞伎」

👉️浅草公会堂「神谷町小歌舞伎」

👉️京都南座「歌舞伎鑑賞教室」



漫画・妄想新作歌舞伎『○休さん』〜この橋以外わたるべからず〜 はいかがでしたでしょうか。
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※本記事内の漫画やイラストは、ミナミがAIを活用して制作した歌舞伎関連のパロディー作品です。