【歌舞伎漫画42】◯休さん第3話 〜中村莟玉30歳BD記念 🎂〜『高砂屋の絆』

【歌舞伎漫画42】◯休さん第3話 〜中村莟玉30歳BD記念〜『高砂屋の絆』

2026年9月12日は、中村莟玉なかむらかんぎょく丈(まるる)の30歳の誕生日です!
おめでとうございます🥳

ということで、まるるが一休さんならぬ○休さんまるきゅうさんとして活躍する妄想新作歌舞伎『○休さん』の第三話を、お祝いに公開しました。

おめでたい一日になるはずが、ある人物の登場によって、高砂屋ならぬ高砂寺が大ピンチ!

この危機を、○休さんは仲間たちと力を合わせて乗り切ることができるのか?

そして今回は、読者が物語の結末を選べる「マルチエンディング方式」を採用。

あなたの選択が、まるると高砂寺の運命を決めるかも!?

👇️○休さん第一話、第二話を見てない方はこちらからご覧ください。

▶▶ 【歌舞伎漫画 30】 中村莟玉主演の新作歌舞伎は「一休さん」!?(第一話) 🔗

▶▶ 【歌舞伎漫画34】中村莟玉や尾上左近が登場するネタ漫画!妄想新作歌舞伎『◯休さん』第二話 🔗

※漫画シリーズは制作順で番号を付けております。過去作も順次ブログに掲載予定です。

【歌舞伎漫画42】◯休さん第3話 〜中村莟玉30歳BD記念 🎂〜『高砂屋の絆』

※スマホで文字が読みづらいときは、画像をピンチ(二本指で拡大)してみてください📱✨

高砂屋の絆
[42-1]左甚五郎(松緑)に難題をふっかけられる◯休さん(莟玉)
[42-2]他の小坊主さんがうるさくて集中できない◯休さん
[42-3]和尚様(梅玉)の教えを思い出す◯休さん
[42-4]小坊主さんたちに頭を下げる◯休さん
[42-5]『伽羅先代萩』を推す蔵念(梅蔵)と『金閣寺』を推す哲乃(梅乃)

👇 あなたの選択が高砂寺の運命を決める!


ネタ元:歌舞伎『伽羅先代萩』、『金閣寺』、アニメ『一休さん』
脚本:ミナミ
作画:Saku & Luna(AIアシスタント)




🎭【解説】高砂屋のこれからはどうなる? 😊

今回のお話も、実際にアニメ『一休さん』で放送されたエピソードをもとにしています。

アニメでは、桔梗屋さんが連れてきた彫りの名人と一休さんが、木彫りの鼠の出来栄えで対決するというお話。

一休さんは密かにかつお節を削って鼠を作り、「ネコが選んだほうが本物に近い」と提案します。そして見事、ネコが一休さんの鼠にかぶりついたことで勝利を収めます。

屁理屈が多い一休さんのトンチですが、この話はなかなかトンチが効いた面白いエピソードでした。

ですが、○休さんの世界では、そんな一休さんのトンチはいつも先手を打たれて封じられます

今回は、現在開催中の「秀山祭九月大歌舞伎」『京人形』で彫師・左甚五郎を勤める尾上松緑が敵方で登場。

かつお節はなし」と、しっかり釘を刺してきました。

そこで、いつもの○休さんなら得意の歌舞伎を使って解決(?)するところですが、今回はなかなか良いアイデアが浮かびません。

そんなとき、和尚さん(梅玉)の言葉を思い出し、謙虚に仲間たちの知恵を借りることに。

騒がしかった仲間たちも、この○休さんの姿勢に心を打たれ、快く協力してアイデアを出してくれました。

……とまあ、ここまでは良い話っぽいのですが、そこは我らがまるること○休さん

今回も、ここから一気にハチャメチャ展開へ突入します。

Aパートでは、蔵念さん(梅蔵)のアイデアで『伽羅先代萩』の仁木弾正に変身。ところが、そのまま鼠になるのかと思いきや、なぜか…というかやっぱり巨大な鼠に再変身!

驚異的な体術で左甚五郎の鼠を粉砕し、仲間たちと勝手に勝利を確定して、胴上げまで始めてしまいます。

一方のBパートでは、哲乃さん(梅乃)のアイデアで『金閣寺』の雪姫に変身。

雪姫といえば「爪先鼠」ですが、○休さんが描いたのは、まさかの「爪先パンダ」でした。

さすがパンダ好きの面目躍如というところですが、そのパンダがなぜか実体化。そのまま左甚五郎の鼠を粉砕し、こちらも勝手に勝利の胴上げへ突入します。

このあまりにも理不尽な展開に怒る左甚五郎ですが、○休さんたちは聞く耳を持たず、和尚さんもただただ呆れ顔。

そして、一番若い大念さん(梅大)は、

「ここにいて大丈夫だろうか……?」

と、高砂寺の将来が心配になってしまう……というオチでした。

あ、マルチエンディングとか言いながら結論は同じだった😜


先月(8月)には、第三回「高砂会」が開催され、私も観劇してまいりました。

そこでは、今回登場した高砂屋のお弟子さんたちが舞台で生き生きと躍動しており、人数は決して多くありませんが、中村梅玉丈のもとで一つになった一門の温かい絆を感じさせてくれました。

梅大さんは今回が初めての「高砂会」出演でしたが、若さあふれる芝居を見せてくれました。

漫画のオチとは違って、高砂屋の一員としてこれから歩んでいくことに不安はないでしょう。

そして、まるるもついに30歳

歌舞伎の世界では、30歳でもまだまだ若手にすぎません。

それでもこれからは、高砂屋の一門のなかで、自分より年上の先輩たち、そしてこれから入ってくるであろう若い後輩たちをつなぎ、一門を引っ張っていく存在としての役割も、少しずつ大きくなっていくのではないでしょうか。

その過程では、きっとさまざまな困難も待ち構えていると思います。

それでも仲間たちと知恵を出し合い、力を合わせながら、一つひとつ乗り越えていってほしい。

今回の漫画には、そんな願いも少し込めています。

ネタができれば、また○休さんの続編も公開したいと思っていますので、気長にお待ちいただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ミナミ
ミナミ
2026年8月に行われた「高砂会」のミナミの観劇記は以下の記事をご覧ください。

👀『京人形』が上演されている歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」の上演情報については、以下の歌舞伎美人公式サイトをご覧ください。
🔗歌舞伎美人 2026年9月 歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」






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※本記事内の漫画やイラストは、ミナミがAIを活用して制作した歌舞伎関連のパロディー作品です。