【2026年11月】歌舞伎公演情報|歌舞伎座『仮名手本忠臣蔵』・立川立飛歌舞伎・永楽館など注目公演紹介!

【2026年11月】歌舞伎公演情報|歌舞伎座『仮名手本忠臣蔵』・立川立飛歌舞伎・永楽館など注目公演紹介!

🎉 2026年11月は、歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」をはじめ、全国各地で注目の歌舞伎公演が開催されます。

この記事では、2026年11月の歌舞伎公演を中心に、歌舞伎俳優が出演する特別公演や舞台もあわせて、公演日程・出演者・演目・見どころをまとめてご紹介します!

目次

【歌舞伎座】松本幸四郎ら豪華俳優陣が集結!『仮名手本忠臣蔵』を昼夜通しで上演

2026年11月吉例顔見世大歌舞伎が行われる歌舞伎座イメージ
2026年11月吉例顔見世大歌舞伎が行われる歌舞伎座イメージ

歌舞伎座の11月は、「吉例顔見世大歌舞伎」を開催。歌舞伎三大狂言の一つとして知られる名作『仮名手本忠臣蔵』を、昼夜にわたる通し狂言として上演します。

昼の部では物語の発端となる大序・三段目、塩冶判官の切腹と大星由良之助の決意を描く四段目、早野勘平とおかるの逃避行を描く道行を上演。
夜の部では五・六段目の勘平の悲劇、祇園一力茶屋を舞台とする七段目、そして四十七士による討入りを描く十一段目まで、壮大な『仮名手本忠臣蔵』の世界をたっぷりと楽しめます。

📌 解説:吉例顔見世とは?🧑‍🏫
「顔見世」とは、江戸時代に新しく契約した俳優たちの顔ぶれを観客に披露した興行のこと。「吉例」には、毎年恒例の縁起のよい行事という意味があります。旧暦11月に行われたことから、現在も歌舞伎座では11月に「吉例顔見世大歌舞伎」が開催されています。

🏛️ 歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」(2026年11月1日〜25日)

📅 公演期間:2026年11月1日(日)~25日(水)
🛏️ 休演日:9日(月)・17日(火)
🏛️ 会場:歌舞伎座
☀️ 昼の部:11:00開演
🌙 夜の部:16:30開演
▶ 歌舞伎座の詳細はこちら

📌 昼の部は古式に則った特別な演出にも注目
昼の部では、開演に先立ち10時50分頃から幕前で「口上人形」による当日の配役の読み上げが行われます。また、四段目「扇ヶ谷塩冶判官切腹の場」は古くから「通さん場」と呼ばれ、上演中は演出の都合により客席への出入りが一部制限されます。

☀️ 昼の部(11:00開演)

演目 内容・配役
<大序・三段目>

竹田出雲・三好松洛・並木千柳 作
通し狂言 仮名手本忠臣蔵
(かなでほんちゅうしんぐら)

大序
鶴ヶ岡社頭兜改めの場

三段目
足利館門前進物の場
同 松の間刃傷の場

⚔️ 【大序】四十七士・壮大な物語のはじまり
鎌倉・鶴ヶ岡八幡宮を舞台に、高師直が塩冶判官の妻・顔世御前に横恋慕したことから、後の大事件へとつながる人間関係が動き始めます。

【三段目】追い詰められた武士の誇り
桃井若狭之助の家老・加古川本蔵の機転によって難を逃れた若狭之助。その鬱憤をぶつけられた塩冶判官は、高師直の罵詈雑言に耐えかね、ついに殿中で刃傷に及びます。

主な配役:
<Aプロ>
【高師直】:中村 鴈治郎
【塩冶判官】:尾上 右近
【桃井若狭之助】:中村 獅童
【足利直義】:中村 米吉
【顔世御前】:中村 扇雀

<Bプロ>
【高師直】:坂東 彌十郎
【塩冶判官】:中村 七之助
【桃井若狭之助】:中村 歌昇
【足利直義】:中村 米吉
【顔世御前】:中村 萬壽

<四段目>

四段目
扇ヶ谷塩冶判官切腹の場
同 表門城明渡しの場

🗡️ 【四段目】主君の無念と、由良之助の誓い
切腹を命じられた塩冶判官は、師直を討ち果たせなかった無念を胸に大星由良之助の到着を待ちます。最期に駆けつけた由良之助が主君の無念を受け止め、仇討ちへの決意を固める名場面です。

主な配役:
<Aプロ>
【大星由良之助】:松本 幸四郎
【塩冶判官】:尾上 右近
【大星力弥】:市川 染五郎
【薬師寺次郎左衛門】:市川 男女蔵
【原郷右衛門】:市川 高麗蔵
【顔世御前】:中村 扇雀
【石堂右馬之丞】:中村 歌六

<Bプロ>
【大星由良之助】:松本 幸四郎
【塩冶判官】:中村 七之助
【大星力弥】:尾上 辰之助
【薬師寺次郎左衛門】:市川 男女蔵
【原郷右衛門】:市川 高麗蔵
【顔世御前】:中村 萬壽
【石堂右馬之丞】:中村 芝翫

<道行>

道行旅路の花聟

🌸 【道行】美しくも哀しい二人の逃避行
主君の一大事の際に逢瀬を交わしていたことを恥じ、早野勘平とおかるは東海道を落ち延びます。華やかな舞踊のなかに、これから二人を待ち受ける悲劇を予感させる一幕です。

配役:
<Aプロ>
【早野勘平】:中村 錦之助
【鷺坂伴内】:中村 虎之介
【腰元おかる】:八代目 尾上 菊五郎

<Bプロ>
【早野勘平】:市川 染五郎
【鷺坂伴内】:中村 種之助
【腰元おかる】:中村 時蔵

🌙 夜の部(16:30開演)

演目 内容・配役
<五・六段目>

竹田出雲・三好松洛・並木千柳 作
通し狂言 仮名手本忠臣蔵
(かなでほんちゅうしんぐら)

五段目
山崎街道鉄砲渡しの場
同 二つ玉の場

六段目
与市兵衛内勘平腹切の場

🌙 【五段目】50両が招く、残酷なすれちがい
仇討ちへの参加を願う早野勘平。そのための資金を用意しようと、おかるは祇園町へ身を売る決意をします。しかし、その半金50両を受け取った父・与市兵衛が山崎街道で斧定九郎に襲われ、運命の歯車が大きく狂い始めます。

【六段目】勘平を襲う、あまりに無情な真実
勘平は自らが誤って舅を撃ち殺してしまったと思い込み、追い詰められていきます。いくつもの不幸な偶然が重なるなか、勘平の悲劇が頂点を迎える『忠臣蔵』屈指の名場面です。

主な配役:
<Aプロ>
【早野勘平】:中村 隼人
【女房おかる】:八代目 尾上 菊五郎
【斧定九郎】:尾上 松緑
【千崎弥五郎】:中村 橋之助
【判人源六】:坂東 亀蔵
【一文字屋お才】:中村 時蔵
【不破数右衛門】:中村 又五郎

<Bプロ>
【早野勘平】:中村 隼人
【女房おかる】:尾上 右近
【斧定九郎】:中村 獅童
【千崎弥五郎】:中村 橋之助
【判人源六】:坂東 亀蔵
【一文字屋お才】:中村 雀右衛門
【不破数右衛門】:中村 又五郎

<七段目>

七段目
祇園一力茶屋の場

🏮 【七段目】華やぐ廓の裏に隠された復讐の炎
祇園町の一力茶屋で遊興に耽る大星由良之助。しかし、それは敵の目を欺くための姿でした。密書を盗み見たおかると、仇討ちへの参加を願う兄・寺岡平右衛門を巻き込み、緊迫したドラマが展開します。

主な配役:
<Aプロ>
【大星由良之助】:松本 幸四郎
【寺岡平右衛門】:中村 萬太郎
【大星力弥】:市川 染五郎
【遊女おかる】:八代目 尾上 菊五郎

<Bプロ>
【大星由良之助】:松本 幸四郎
【寺岡平右衛門】:尾上 松緑
【大星力弥】:中村 虎之介
【遊女おかる】:尾上 右近

<十一段目>

十一段目
高家表門討入りの場
同 奥庭泉水の場
同 炭部屋本懐の場
引揚げの場

⚔️ 【十一段目】亡き主君へ捧げる、四十七士忠義の刃
由良之助率いる浪士たちは、ついに高師直の屋敷へ討入り。激しい立廻りの末に師直を討ち、亡き主君への思いを胸に本懐を遂げます。壮大な物語を締めくくるクライマックスです。

主な配役:
<Aプロ>
【大星由良之助】:松本 幸四郎
【小林平八郎】:中村 歌昇
【竹森喜多八】:中村 種之助
【大星力弥】:市川 染五郎
【原郷右衛門】:河原崎 権十郎
【寺岡平右衛門】:中村 萬太郎
【服部逸郎】:中村 梅玉

<Bプロ>
【大星由良之助】:松本 幸四郎
【小林平八郎】:中村 鷹之資
【竹森喜多八】:尾上 辰之助
【大星力弥】:中村 虎之介
【原郷右衛門】:河原崎 権十郎
【寺岡平右衛門】:尾上 松緑
【服部逸郎】:中村 梅玉

🎯 ここに注目!観劇のポイント

今回最大の見どころは、歌舞伎を代表する大作『仮名手本忠臣蔵』を昼夜通して上演することです。

物語の中心となる大星由良之助を松本幸四郎が勤め、昼の部では塩冶判官をAプロで尾上右近、Bプロで中村七之助が演じます。

夜の部の五・六段目では、悲劇の主人公・早野勘平を中村隼人が勤め、おかるはAプロで八代目尾上菊五郎、Bプロで尾上右近。さらに五段目の人気役・斧定九郎をAプロで尾上松緑、Bプロで中村獅童が勤めるなど、A・Bプロによる配役の違いも大きな見どころです。

また、若手では市川染五郎尾上辰之助らが大星力弥など重要な役で出演。世代を超えた俳優陣によって、『仮名手本忠臣蔵』の壮大な人間ドラマが描かれます。

さらに昼の部では、開演前の「口上人形」による配役読み上げや、四段目の「通さん場」など、『仮名手本忠臣蔵』ならではの古式に則った上演にも注目です。

📢 詳しい公演情報・日程表はこちら👇
▶▶ 歌舞伎美人「歌舞伎座 吉例顔見世大歌舞伎」公演情報 🔗

チケットの取り方やお得な購入方法はこちら

歌舞伎座でのチケットの取り方や、初心者におすすめの席、お得なU30当日半額チケットについては、以下の記事をご覧ください。

【2026年版】歌舞伎のチケットの取り方|初心者向けの席や安く見る方法も解説
【2026年版】歌舞伎のチケットの取り方|初心者向けの席や安く見る方法も解説




【立川立飛歌舞伎】市川團子が片岡仁左衛門と共演!「立川立飛歌舞伎特別公演」

東京・立川の立川ステージガーデンでは、11月3日から8日まで「立川立飛歌舞伎特別公演」を開催します。

今回の公演では、市川團子が『寿曽我対面』の曽我五郎時致、『俊寛』の丹波少将成経、『蜘蛛の拍子舞』の碓井貞光と、三演目で主要な役を勤めます。

さらに今回の注目は、立川立飛歌舞伎に初出演の片岡仁左衛門。『寿曽我対面』で工藤左衛門祐経を勤め、市川團子の曽我五郎、中村壱太郎の曽我十郎と対面します。市川中車、中村壱太郎、片岡孝太郎、市川猿弥らも出演する豪華な顔ぶれです。

🏛️ 立川ステージガーデン「立川立飛歌舞伎特別公演」(2026年11月3日〜8日)

📅 公演期間:2026年11月3日(火・祝)~8日(日)
🕐 開演時間:13:00
🏛️ 会場:立川ステージガーデン
📍 東京都立川市緑町3-3 N1

演目 内容・配役
一、ご挨拶・解説
(ごあいさつ・かいせつ)
🎤 公演の幕開けは、市川中車が来場者へご挨拶。続いて市川猿弥と市川青虎が、この日の演目のみどころなどをわかりやすく解説します。

出演:
【ご挨拶】:市川 中車
【解説】:市川 猿弥
【解説】:市川 青虎

二、寿曽我対面
(ことぶきそがのたいめん)
🗻 日本三大仇討ちの一つ「曽我兄弟の仇討ち」を題材とする代表的な「曽我物」。父の仇・工藤祐経と対面した曽我十郎・五郎兄弟の緊迫したやり取りを描きます。さまざまな歌舞伎の役柄が一堂にそろう、華やかな様式美も見どころです。

主な配役:
【工藤左衛門祐経】:片岡 仁左衛門
【曽我十郎祐成】:中村 壱太郎
【曽我五郎時致】:市川 團子
【梶原平三景時】:片岡 松之助
【化粧坂少将】:市川 笑三郎
【大磯の虎】:市川 笑也
【鬼王新左衛門】:市川 猿弥
【小林妹舞鶴】:片岡 孝太郎

三、俊寛
(しゅんかん)

近松門左衛門 作
石川耕士 監修
平家女護島

🏝️ 平家への謀反を企てた罪で鬼界ヶ島へ流された俊寛。赦免船が島へ到着しますが、読み上げられた赦免状に俊寛の名はありません。絶海の孤島を舞台に、人を思う心と自己犠牲を描く近松門左衛門の名作です。断崖から遠ざかる船を見送る幕切れは、歌舞伎屈指の名場面として知られています。

主な配役:
【俊寛僧都】:市川 中車
【海女千鳥】:中村 壱太郎
【丹波少将成経】:市川 團子
【平判官康頼】:市川 青虎
【丹左衛門尉基康】:市川 笑三郎
【瀬尾太郎兼康】:市川 猿弥

四、蜘蛛の拍子舞
(くものひょうしまい)

今井豊茂 補綴
花山院空御所の場

🕷️ 病に悩まされる源頼光のもとへ、妻菊と名乗る美しい女が薬を届けに現れます。しかし、その正体は頼光に恨みを持つ蜘蛛の化生。せりふを拍子に乗せながら舞う古風な「拍子舞」を、立川立飛歌舞伎ならではの演出で見せる舞踊です。

主な配役:
【白拍子妻菊 実は葛城山女郎蜘蛛の精】:中村 壱太郎
【源頼光】:市川 笑也
【碓井貞光】:市川 團子
【雷電入道】:市川 青虎
【蚊の精】:市川 笑三郎
【坂田金時】:市川 猿弥

🎯 ここに注目!観劇のポイント
今回の公演は、市川中車を中心に澤瀉屋の俳優が多数出演する一方、中村壱太郎、市川團子、片岡孝太郎らも加わる多彩な顔ぶれが魅力です。

なかでも注目は『俊寛』で市川中車が勤める俊寛僧都。絶海の孤島に一人残る男の心情を描く大役に中車が挑みます。

また『蜘蛛の拍子舞』では、中村壱太郎が白拍子妻菊と女郎蜘蛛の精を勤め、市川團子らと共演。『寿曽我対面』から近松の名作、古風な舞踊まで、歌舞伎のさまざまな魅力を一度に味わえる公演となっています。

📢 詳しい公演情報・日程表はこちら👇
▶▶ 歌舞伎美人「立川立飛歌舞伎特別公演」公演情報 🔗

【永楽館】片岡愛之助が座頭!『義経千本桜』が永楽館に初登場

兵庫県豊岡市の出石永楽館では、11月4日から11日まで「第十六回 永楽館歌舞伎」を開催。
片岡愛之助を中心に、坂東新悟、中村歌之助、上村吉太朗、片岡千壽、坂東彦三郎らが出演します。

今回は、ケレン味あふれる古典の名作『義経千本桜』が永楽館歌舞伎に初登場。昼夜で一部の配役を入れ替え、愛之助が佐藤忠信/忠信実は源九郎狐を勤めます。

さらに昼の部では15年ぶりとなるコミカルな舞踊劇『茶壺』、夜の部では映画『国宝』のロケ地となった出石永楽館で、劇中この場所で演じられた『二人藤娘を上演。歴史ある芝居小屋ならではの公演に注目です。

🏛️ 出石永楽館「第十六回 永楽館歌舞伎」(2026年11月4日〜11日)

📅 公演期間:2026年11月4日(水)~11日(水)
☀️ 昼の部:11:30開演
🌙 夜の部:16:00開演
※11日(水)は昼の部のみ
🏛️ 会場:出石永楽館

☀️ 昼の部(11:30開演)

演目 内容・配役
岡村柿紅 作
一、茶壺
(ちゃつぼ)
🍵 狂言を題材にした喜劇味たっぷりの舞踊劇
主人の遣いで茶を買った帰りに酔って眠ってしまった麻胡六。その茶壺を盗もうとするすっぱ(盗賊)の熊鷹太郎と、茶壺をめぐって大騒動を繰り広げます。永楽館歌舞伎では15年ぶりとなる上演で、前回とは配役を変えて楽しませます。

配役:
【熊鷹太郎】:坂東 彦三郎
【目代某】:上村 吉太朗
【麻胡六】:中村 歌之助

二、お目見得 口上
(こうじょう)
🎤 出演する幹部俳優が観客へご挨拶。歌舞伎をより身近に感じてもらおうという出演者の思いが伝わる、小さな芝居小屋・出石永楽館ならではの恒例のひと幕です。

出演:
幹部俳優出演

Aプログラム
三、義経千本桜
(よしつねせんぼんざくら)

川連法眼館

🦊 ケレン味あふれる古典の名作が永楽館初登場!
源義経のもとに現れた佐藤忠信。しかし静御前が一緒に旅をしてきた忠信とは様子が違います。やがて静が初音の鼓を打ち鳴らすと、もう一人の忠信の正体が狐の化身であることが明らかに――。狐の親子の情愛を幻想的に描く『義経千本桜』屈指の人気場面です。

主な配役:
【佐藤忠信/忠信実は源九郎狐】:片岡愛之助
【静御前】:坂東 新悟
【亀井六郎】:上村 吉太朗
【川連法眼】:片岡 千次郎
【飛鳥】:片岡 千壽
【源義経】:中村 歌之助
【駿河次郎】:坂東 彦三郎

🌙 夜の部(16:00開演)

演目 内容・配役
一、二人藤娘
(ににんふじむすめ)
🌸 二人の美しい藤の精が恋心を踊る人気舞踊
藤の花のもとに現れた二人の美しい藤の精が、男への恋心を艶やかに踊ります。ほろ酔いの可憐な姿から賑やかな手踊りまで、『藤娘』の華やかで幻想的な世界を二人で見せる舞踊です。

映画『国宝』のロケ地としても知られる出石永楽館で、劇中この場所で演じられた演目を実際の舞台で楽しめるのも大きな注目ポイントです。

配役:
【藤の精】:坂東 新悟
【藤の精】:上村 吉太朗

二、お目見得 口上
(こうじょう)
🎤 出演する幹部俳優が観客へご挨拶。出演者と観客との距離が近い、永楽館歌舞伎ならではの恒例の口上です。

出演:
幹部俳優出演

Bプログラム
三、義経千本桜
(よしつねせんぼんざくら)

川連法眼館

🦊 狐の親子の情愛を描く『義経千本桜』の人気場面
昼の部と同じく「川連法眼館」を上演しますが、一部の配役を昼夜で入れ替えて上演。同じ作品を異なる顔ぶれで楽しめるのも、今回の永楽館歌舞伎ならではの趣向です。

主な配役:
【佐藤忠信/忠信実は源九郎狐】:片岡 愛之助
【静御前】:坂東 新悟
【駿河次郎】:上村 吉太朗
【川連法眼】:片岡 千次郎
【飛鳥】:片岡 千壽
【亀井六郎】:中村 歌之助
【源義経】:坂東 彦三郎

🎯 ここに注目!観劇のポイント

第十六回となる今年の永楽館歌舞伎は、片岡愛之助が佐藤忠信/忠信実は源九郎狐を勤める『義経千本桜』「川連法眼館」が初登場するのが最大の注目ポイントです。狐の親子の情愛を描く物語と、狐忠信ならではのケレン味あふれる演出を、歴史ある芝居小屋で楽しめます。

昼の部では、永楽館歌舞伎で15年ぶりとなる『茶壺』を上演。夜の部の『二人藤娘』にも注目です。映画『国宝』のロケ地となった出石永楽館で、劇中この場所で演じられた演目を実際に観られるという、映画ファンにも見逃せない公演となっています。

また『義経千本桜』は昼夜で一部の配役が入れ替わるため、それぞれの違いを楽しむのもおすすめです。

📢 詳しい公演情報・日程表はこちら👇
▶▶ 歌舞伎美人「第十六回 永楽館歌舞伎」公演情報 🔗




【岡崎歌舞伎】市川中車・中村壱太郎・市川團子らが出演!岡崎市制110周年記念の特別公演

愛知県岡崎市の岡崎市民会館 あおいホールでは、11月14日から16日まで「岡崎市制110周年記念事業 岡崎歌舞伎 特別公演」を開催します。

市川中車市川團子ら澤瀉屋のメンバーに中村壱太郎を加え、新作歌舞伎舞踊『紅葉錦絵葵正夢』、『俊寛』、『蜘蛛の拍子舞』を上演します。

🏛️ 岡崎市民会館 あおいホール「岡崎歌舞伎 特別公演」(2026年11月14日〜16日)

📅 公演期間:2026年11月14日(土)~16日(月)
🕐 11月14日(土):14:00開演(13:00開場)
🕐 11月15日(日)・16日(月):11:00開演(10:00開場)
🏛️ 会場:岡崎市民会館 あおいホール
▶ 岡崎市民会館の詳細はこちら

🎫 チケットについて
本公演は11月14日・15日・16日の3日間とも完売しています。なお、車いす席については岡崎市民会館へお問い合わせください。
演目 内容・配役
一、ご挨拶 🎤 岡崎市制110周年を記念する特別公演の幕開けを飾るご挨拶です。

出演:
【ご挨拶】:市川 中車

藤間勘十郎 脚本・振付
二、紅葉錦絵葵正夢
(はなのにしきえあおいのまさゆめ)

長唄囃子連中
岡崎城紅葉狩の場

🍁 岡崎城を舞台に描く、市制110周年記念の新作歌舞伎舞踊
関ヶ原の戦いで勝利をおさめ、征夷大将軍となった徳川家康が久しぶりに岡崎へ戻り、岡崎城で紅葉狩の宴を催します。やがて眠りについた家康の夢のなかに、築山殿ら懐かしい人々が現れ――。家康が今ある自分は多くの犠牲のうえに成り立っていることを悟り、築山殿への思いを再び回想しながら、岡崎城の満開の紅葉を愛でる新作歌舞伎舞踊です。

主な配役:
【徳川家康】:市川 猿弥
【築山殿】:市川 笑也
【淀君の霊】:市川 笑三郎
【松平信康】:市川 青虎

近松門左衛門 作
石川耕士 監修
平家女護島

三、俊寛
(しゅんかん) 一幕

🏝️ 絶海の孤島に残された俊寛を描く近松門左衛門の名作
平家打倒の企てに加わったことで鬼界ヶ島へ流された俊寛僧都。ともに流罪となった丹波少将成経、平判官康頼と助け合いながら暮らしていたところ、都から赦免船がやって来ます。しかし、読み上げられた赦免状には俊寛の名がなく――。人を思う心と自己犠牲を描き、俊寛が断崖から遠ざかる船を見送る幕切れまで、ドラマ性にあふれる名作です。

主な配役:
【俊寛僧都】:市川 中車
【海女千鳥】:中村 壱太郎
【丹波少将成経】:市川 團子
【平判官康頼】:市川 青虎
【丹左衛門尉基康】:市川 笑三郎
【瀬尾太郎兼康】:市川 猿弥

今井豊茂 補綴
四、蜘蛛の拍子舞
(くものひょうしまい)

長唄囃子連中
花山院空御所の場

🕷️ 美しい女の正体は蜘蛛の化生――古風な趣を残す舞踊
病に悩まされる源頼光のもとへ、妻菊と名乗る美しい女が薬を届けに訪れます。頼光に付き従う碓井貞光が妻菊を怪しみますが、その正体は頼光に恨みを持つ蜘蛛の化生。やがて正体を現し、武勇に優れた頼光と対峙します。「拍子舞」と呼ばれる、俳優が拍子に乗って台詞を言いながら舞う趣向も見どころです。

主な配役:
【白拍子妻菊 実は葛城山女郎蜘蛛の精】:中村 壱太郎
【源頼光】:市川 笑也
【碓井貞光】:市川 團子
【雷電入道】:市川 青虎
【蚊の精】:市川 笑三郎
【坂田金時】:市川 猿弥

🎯 ここに注目!観劇のポイント

最大の注目は、藤間勘十郎が脚本・振付を手がける新作歌舞伎舞踊『紅葉錦絵葵正夢』。徳川家康ゆかりの岡崎を舞台にした、市制110周年記念公演ならではの作品で、市川猿弥が徳川家康を勤めます。

また、『俊寛』『蜘蛛の拍子舞』では市川中車、中村壱太郎、市川團子らが共演。新作から近松の名作、舞踊まで楽しめる充実した演目構成です。

さらに11月14日(土)の午前中には「お練り」も開催予定。場所などの詳細は後日発表されます。

📢 詳しい公演情報はこちら👇
▶▶ 岡崎市民会館「岡崎歌舞伎 特別公演」公演情報 🔗




【その他の公演】歌舞伎俳優が出演する注目の舞台

歌舞伎俳優が出演する、注目の舞台や特別公演をご紹介します。

⚔️ HISTORIC STAGE『桶狭間の義経』(2026年10月29日〜11月25日)

源義経が400年後の戦国時代へタイムスリップ――。1185年の壇ノ浦の戦いで平家を滅ぼした義経が、1559年、今川義元との決戦を前にした織田信長と出会うという大胆な設定で描く、新たな時代劇HISTORIC STAGE『桶狭間の義経』です。

歌舞伎界からは、源義経を演じる尾上松也をはじめ、中村莟玉、尾上まつ虫が出演。大阪公演を皮切りに、仙台、東京、福岡の4都市を巡演します。

📅 大阪公演:2026年10月29日(木)~11月3日(火・祝)
🏛️ 会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

📅 仙台公演:2026年11月6日(金)~11月7日(土)
🏛️ 会場:電力ホール

📅 東京公演:2026年11月11日(水)~11月20日(金)
🏛️ 会場:EX THEATER ROPPONGI

📅 福岡公演:2026年11月24日(火)~11月25日(水)
🏛️ 会場:クラフティア劇場(旧キャナルシティ劇場)

📢 公演情報は公式サイトへ👇

▶▶ HISTORIC STAGE『桶狭間の義経』公式サイト 🔗

🌊 市川團十郎 壇ノ浦歌舞伎(2026年11月6日〜7日)

壇ノ浦の戦いの舞台となった山口県下関市で、市川團十郎市川新之助が出演する「壇ノ浦歌舞伎」が開催されます。壇ノ浦の戦いに思いを馳せ、歴史の舞台で歌舞伎を披露する特別公演です。

演目は、團十郎による『延年の舞』と、團十郎・新之助親子による連獅子。関門海峡を望む「岬之町にぎわい広場」に設けられる特設会場で上演されます。

📅 公演期間:2026年11月6日(金)~11月7日(土)
🕐 開演:18:00
🏛️ 会場:岬之町にぎわい広場 特設会場(山口県下関市)
※雨天決行・荒天中止

📢 公演情報は公式サイトへ👇

▶▶ 市川團十郎 壇ノ浦歌舞伎 公式サイト 🔗

🌸 坂東玉三郎「お話と素踊り」(2026年11月7日・8日・23日)

坂東玉三郎が、歌舞伎女方の魅力や立女形としての神髄、プライベートなどについて語る特別公演です。質問に答えるQ&Aコーナーも予定され、後半では衣裳や化粧をつけない「素踊り」で地唄舞『残月』を披露します。

📅 奈良公演:2026年11月7日(土)14:00開演
🏛️ 会場:なら100年会館 大ホール

📅 大阪公演:2026年11月8日(日)14:00開演
🏛️ 会場:南海浪切ホール

📅 兵庫公演:2026年11月23日(月・祝)14:00開演
🏛️ 会場:SHOWAグループ市民会館(加古川市民会館)

📢 公演情報は公式サイトへ👇

▶▶ 坂東玉三郎「お話と素踊り」公演情報 🔗

🎤 坂東玉三郎・春風亭小朝の「越路吹雪物語」(2026年11月26日)

坂東玉三郎春風亭小朝が、昭和を代表する大スター・越路吹雪の人生を語るエンターテインメント公演です。
東京歌舞伎座や大阪松竹座、京都南座など満員の客席を魅了してきた二人が、越路吹雪の歌や人生について語り合います。

プログラムは、春風亭小朝による落語、玉三郎と小朝の対談、休憩を挟んで坂東玉三郎による「越路吹雪物語」を上演します。

📅 公演日:2026年11月26日(木)
🕐 開演:16:00(15:15開場)
🏛️ 会場:金沢歌劇座

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🔥 いのうえ歌舞伎『髑髏城の七人』(2026年11月14日〜2027年3月11日)

劇団☆新感線を代表する人気作『髑髏城の七人』が、初演から36年、11度の上演を経て最後の「LAST STAND」へ。関東髑髏党が支配する戦国時代の関東を舞台に、宿命で結ばれた男たちの戦いを描く壮大な時代活劇です。

歌舞伎界からは片岡千之助が出演。東京・新橋演舞場を皮切りに、長野、金沢、大阪の4都市を巡演します。

📅 東京公演:2026年11月14日(土)~12月25日(金)
🏛️ 会場:新橋演舞場

📅 長野公演:2027年1月21日(木)~1月24日(日)
🏛️ 会場:ホクト文化ホール

📅 金沢公演:2027年2月8日(月)~2月14日(日)
🏛️ 会場:金沢歌劇座

📅 大阪公演:2027年2月25日(木)~3月11日(木)
🏛️ 会場:フェスティバルホール

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🌸まとめ:11月は『忠臣蔵』通し狂言から各地の特別公演まで注目舞台が続々!

2026年11月の歌舞伎は、歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」をはじめ、「立川立飛歌舞伎特別公演」「第十六回 永楽館歌舞伎」「岡崎歌舞伎 特別公演」など、全国で注目の舞台がそろいます。

  • 歌舞伎座は『仮名手本忠臣蔵』を昼夜通しで上演!:松本幸四郎が大星由良之助を勤め、尾上右近、中村七之助、中村隼人、八代目尾上菊五郎、市川染五郎、尾上辰之助ら世代を超えた豪華俳優陣が出演。A・Bプロによる配役の違いや、「口上人形」「通さん場」といった古式に則った上演にも注目です。
  • 立川では片岡仁左衛門と市川團子が共演!:立川立飛歌舞伎に初出演する片岡仁左衛門が『寿曽我対面』の工藤左衛門祐経を勤め、市川團子の曽我五郎、中村壱太郎の曽我十郎と対面。『俊寛』『蜘蛛の拍子舞』も上演されます。
  • 永楽館・岡崎でも特色ある歌舞伎公演!:出石永楽館では片岡愛之助主演の『義経千本桜』「川連法眼館」が初登場。岡崎では市川中車、中村壱太郎、市川團子らが出演し、岡崎ゆかりの新作歌舞伎舞踊『紅葉錦絵葵正夢』などを上演します。
  • 歌舞伎俳優による特別公演も充実!:市川團十郎・市川新之助親子による「壇ノ浦歌舞伎」、坂東玉三郎の「お話と素踊り」「越路吹雪物語」、尾上松也主演『桶狭間の義経』、片岡千之助出演『髑髏城の七人』など、通常の歌舞伎公演とはひと味違った舞台も楽しめます。

歌舞伎座での大作『仮名手本忠臣蔵』から、歴史ある芝居小屋での公演、地域ならではの特別公演、歌舞伎俳優が活躍する舞台まで、多彩な魅力がそろう11月。
ぜひ気になる公演を見つけて、劇場で生の舞台ならではの魅力を楽しんでみてください! 🎭✨




参考資料

歌舞伎公式総合サイト『歌舞伎美人』
松竹 公式サイト
歌舞伎 on the web

※本記事の制作について
一部AIを用いたライティング・画像編集支援を行っていますが、最終的な編集・事実確認・表現調整はすべて人の手で行っております