【観劇記】2026年8月 歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」第一部 〜『怪談牡丹燈籠』戦慄のラストに鳥肌!〜

2026年8月25日、🎭歌舞伎座で開催された『八月納涼歌舞伎』第一部を観劇してまいりました✨
今月の歌舞伎座は、例年通りの三部構成で、第二部では昨年急逝された片岡亀蔵さんを偲ぶ演目が上演されています。が、私が観劇したのは第一部の『怪談牡丹燈籠』です。
今回は、第一部を観劇したミナミが、個人的に感じた見どころや感想を綴った「観劇記」と、八月恒例の筋書の「役者アンケート」から、役者さんたちの素顔を分析してみました。また、今月の歌舞伎座の予約数を計測してお客さんの入りがどのくらいか数値化し、今年7月までの状況とも比較していますので、ぜひ最後までご覧ください🍵
今回の公演の詳細については「歌舞伎美人」をご確認ください👇
➡️ 令和8年8月歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」
☀️ 猛暑復活!「納涼歌舞伎」日和?

8月の東京は豪雨に見舞われるなど雲の多い日が続き、7月後半に比べると暑さも少し和らいでいたように感じました。
ところが、この日は暑さが復活!🥵 都心では36度を超える猛暑日を記録しました。
まぁ、だからこそ「納涼歌舞伎」の意味が出てくるなと思いながら、歌舞伎座へ。
とはいえ、あまり暑い中に長くいるわけにもいかないので、開場とともに歌舞伎座へ入場しました。
そういえば、7月に新橋演舞場で『もののけ姫』を観劇した際には、劇場入口付近に冷風機が何台か設置されていました。歌舞伎座ではこういうのやらないのかなぁ?🤔
それはともかく、今月は密かに楽しみにしていることがあります。
何かというと、中村橋之助の奥様・能條愛未さんが、今月歌舞伎座ロビーでのお出迎えデビューをしているということです。
さすがに毎日来るわけではないでしょうが、「ひょっとしたら今日はいないかなぁ」とちょっと期待しながら入ってみると……
いなかった。残念。😭
やはり初日や千穐楽、あるいは土日祝のような日でないといないのかな?
まぁ、これはまた今度のお楽しみということにしておきます。
🎐 恒例のサイン入りうちわ、誰を選ぶ?

さて、8月は納涼歌舞伎ということで、恒例となっている出演俳優のサイン入りうちわが展示されています。
第二部に出演する笹野高史さんのうちわもありますね。😄
ちなみに今月の筋書を見ると、笹野高史さんの屋号が「淡路屋」となっています。
「あれ? 笹野さんって元歌舞伎俳優だったっけ?」🤔
気になって調べてみたところ、歌舞伎俳優だったわけではなく、自身の出身地である淡路島にちなんで「淡路屋」の屋号を持っているとのこと。
このうちわは、抽選でプレゼントされるので早速応募!
まるるが出ていれば迷わず選ぶところですが、今回は出演していないので、誰にすべきか?
染五郎……いや、辰之助……う〜む。🤔
いろいろ考えた末、今後注目したい役者の一人である中村歌昇で決定!🎯
まぁ、当たらないでしょうけど。😂
という感じで、いよいよ開演となります。🎭
👻 第一部『怪談牡丹燈籠』〜これぞ、背筋も凍る日本のホラー〜

さて、八月納涼歌舞伎は三部制となっており、その初っ端を飾るのが、通し狂言『怪談牡丹燈籠』です。
今回の観劇を前に、衛星劇場で放送されたシネマ歌舞伎『怪談牡丹燈籠』を見ておきました。
片岡仁左衛門、坂東玉三郎、坂東三津五郎などそうそうたるメンバーで、「さすがシネマ歌舞伎になるだけあるな」と思いましたが、さて今回の公演はどうなるでしょうか?
🚣 不思議な船に乗って現れたお露とお米
舞台が暗くなり幕が上がると、どうやらそこは川の上。
上手から小さな船が、船頭と2人の女を乗せてやってきます。
乗っている女性は、尾上辰之助演じるお露と、その乳母であるお米です。
お米を演じる尾上緑は松緑一門の役者さんですが、これはまたずいぶんと大役に抜擢されていますね!😳
緑くんは私の印象としては、顎が長くて、腰元なんかでズラッと並んでいても「実に見つけやすい顔だなぁ(笑)」と思って見ていました。
それだけに、このような老け役はちょっとどうなのか?🤔
……と思っていましたが、なかなかどうして、暗く恨みがましい感じがよく出ています。
実際にお露を演じている辰之助に対しては、一門の中でも乳母のように面倒を見てきたのだろうなぁ……などと想像してしまいます。
この場面では、お露とお米が乗った船が、もう一組の源次郎とお国が乗った船とすれ違います。
ここで、どうにも気になったことがひとつ。
源次郎たちが乗った船は、ロープで引っ張っているのがはっきり見えました。
ところが、お露たちが乗っている船にはロープが見えません。
一体これは、どうやって動かしてるんだろう?🤔
3人が乗っている小さな船なので、中にもう一人誰かが入って動かしているようにも見えないし、何らかの動力がついているとも思えないんですけど……?
などと不思議に思っていると、船はそのまま花道を通って揚幕のほうへ。
歌舞伎の舞台道具には、まだまだ不思議なものがありそうです。😅
🪭 船頭から三遊亭円朝へ!
そして舞台がさらに暗くなり、源次郎たちの船も見えなくなっていくと、おもむろに船頭が船を降り、着替え始めます。
いつの間にか舞台は落語の高座となり、松本幸四郎演じる三遊亭円朝の登場です。
これが『怪談牡丹燈籠』の見どころのひとつですね。
原作者である落語家・三遊亭円朝が、本人役として舞台に登場して物語を進めていくという趣向です。
面白い演出なんですが、三階席からだと、ちょっとセリフが聞き取りづらいかな〜。😅
そもそも落語は、これほど巨大な劇場で演じることを前提にした芸能ではありません。歌舞伎座の音響がいかに良いとはいっても、さすがに限度があるなぁと改めて感じてしまいます。
まぁ、単に自分の耳が悪くなっているだけかもしれませんが(笑)。👂
🏮 牡丹燈籠を手に、死んだはずのお露が……

円朝の語りから、先ほどのお露とお米が亡くなったこと、そしてお露の菩提を弔う新三郎の話が出てくると、その背後に萩原新三郎こと市川染五郎が登場します。
円朝がセリで下がると、舞台は新三郎の屋敷へ。
そこへお露とお米の幽霊が、題名にもなっている「牡丹燈籠」を手に訪ねてきます。🏮👻
幽霊とは知らず、お露が生きていたことにやや困惑しながらも喜ぶ新三郎。
一方のお露は、恋焦がれていた男に再び会えたにもかかわらず、あまり喜んでいるようには見えません。
まぁ、幽霊ですからこういう感じになりますよね。😅
そこへやってきたのが、伴蔵こと坂東巳之助。
新三郎とお露が抱き合う姿をこっそり覗き見ると――
そこにいるのは、お露ではなく骸骨!💀
伴蔵が驚いてひっくり返ったところで、場面が変わります。
しかし、この場面で何といっても印象に残ったのがお米の存在感でした。
暗く、どこか恨みがましい物言いが、死者であるお露の不気味さをさらに引き立てています。
「緑くん、この役どうなんだろう?」と思っていましたが、これはなかなかいいですね。👻
😈 ダメンズ源次郎と腹の据わった悪女・お国
次の場面では、中村橋之助演じる源次郎と、坂東新悟演じるお国が登場。
二人して、お家乗っ取りの悪巧みを相談しております。
しかし、源次郎はイケメンではあるものの、剣術も下手ななかなかのダメンズ。😅
一方のお国は美人ですが、ダメ男の源次郎を焚きつけて主君を殺害させようとする、なかなかの悪女です。
そんな二人がイチャイチャしているところへ、話をすべて聞いていた主君・平左衛門(河原崎権十郎)が突然登場!
完全アウトな状況に慌てふためく二人ですが、ここでお国がまさかの裏切り!😱
「私はこの人にそそのかされただけです!」
お国の言葉に「えっ!?」と心底驚く源次郎。
ところが、ここでお国がさらなる行動に出ます。
平左衛門の後ろに回って羽交い締めにすると――
「今よ、あんた〜!」
なんと先ほどの裏切りは、平左衛門を油断させるための演技だったのです。
なんとも腹の据わった女ですね。😳
そして同時に、源次郎に対する良くも悪くも深い愛情も感じられました。
どうにか平左衛門を殺してその場を逃れることができた二人ですが、目的だったお家乗っ取りを果たすことはできず、その後は落ちぶれていくことになります。
しかし、やっぱり江戸時代にも、こういうダメンズがなぜかモテるというのはあったんでしょうかね?🤔
これも平和で豊かな時代だったことの裏返しなのかな。
🤣 まるで夫婦漫才!伴蔵&お峰
続いて舞台は、すでに登場している伴蔵と、その妻であるお峰の住居へ。
伴蔵を演じるのは坂東巳之助、そしてお峰を演じるのが尾上右近です。
この二人、今回の公演に際して行われたインタビューでは、お互いのことをこんなふうに語っています。
巳之助は、「自分一人ではいけないところまで連れていってくれる相手」。
右近は、「巳之助さんとご一緒するときが一番安心しているかもしれない」。
それほどの信頼関係がある二人です。
実際、舞台上での二人は苦楽をともにしてきた夫婦そのもの。
しかも、今どきの若者らしいコントのような掛け合いで、客席を大いに笑わせてくれます。🤣
しかし――
この二人の仲の良さが、最後にあれほど大きく効いてくることになるとは……。
そして伴蔵とお峰は、幽霊であるお露とお米の願いを聞き入れ、新三郎の家に貼られた魔除けのお札を剥がすことになります。
その交渉でお峰が提案したのが、
「百両くれるならやってもいい」💰
という、かなり強気な条件。
ところがこれが見事に聞き入れられ、二人は百両を手にすることになります。
先ほどのお国もそうでしたが、この『怪談牡丹燈籠』、男より女のほうが、いざというとき強いんですよね〜。😅
👻 愛する新三郎をあの世へ……
そして話は進み、伴蔵が新三郎の家の御札を剥がしたことで、幽霊であるお露とお米は再び家の中へ入れるようになります。
御札があるのに入ってきた二人を見て、「やはり幽霊ではなかったのか」と安心する新三郎。
しかし、二人がやってきた本当の目的は、新三郎をともにあの世へ連れていくこと。
自らの運命を呪うかのように、うつむくお米。
そしてお露は、愛する人を殺すことで永遠に自分のものにできたことを、あたかも喜んでいるかのように静かに上っていきます。
その間で息絶えていく新三郎の姿が、なんとも哀れでした。😢
🏚️ 落ちぶれたお国と源次郎
そして舞台は変わり、時も進んで野州栗橋の宿はずれ。
そこにあるのは、粗末な「蒲鉾小屋」です。
蒲鉾小屋ってなんやねん!(笑)🤣
貧しい人が住んでいるという設定なんですが、あの半円状の建物、普通に四角い小屋を建てるより逆に作るの難しくないか?🤔
……と思って調べてみたところ、「蒲鉾小屋」は実際に存在した簡易的な小屋だったようです。ひとつ勉強になりました(笑)。
ここでは、落ちぶれてしまったお国と源次郎、そして幽霊からせしめた百両で一発逆転を果たした伴蔵という、三人の立場の違いがはっきりと描かれます。
お国はこのとき、笹屋の酌婦として働いており、伴蔵はそんな美人のお国を気に入って贔屓にしています。
その様子を見せつけられ、「自分はお国に捨てられるのではないか」と疑心暗鬼にかられる源次郎。
橋之助くん、こういうちょっとダメな男も似合いますね。😅
投銭を投げつける姿にも、どうにもならない無念さがにじんでいました。
タイプは違いますが、『傾城反魂香』の又平も良かったし、こういう不器用でうまくいかない男を演じると味がある役者だなぁと思います。
🤣 幸四郎が息子・染五郎にライバル心!?

場面は変わって、関口屋の店先へ。
ここは伴蔵とお峰、二人の店です。
店は繁盛しているようですが、お峰には何やら不満がありそう。
ここで登場するのが馬子の久蔵。演じる松本幸四郎は、これが三役目となります。
いかにも田舎者の奉公人といった感じの久蔵ですが、お峰にうま〜く乗せられて、主人である伴蔵がお国に入れあげていることを洗いざらいしゃべってしまいます。
そして、この場面でちょっとした内輪ネタがありました。
「この後、新橋演舞場で演劇人祭に高麗屋三代が出るっていうから見に行こうと思ってるんですよ」
さらに、
「染五郎がイケメンって言われてるけど、おれは幸四郎が好きだ」🤣
何、息子にライバル心燃やしてんだか(笑)。
ちなみに「演劇人祭」は、実際にこの日(8月25日)の16時30分から新橋演舞場で開催されています。
ということは、これはこの日だけのネタだったのかな?🤔
💢 伴蔵の浮気発覚!夫婦喧嘩の行方は……
そして真相を知ったお峰は、深夜に帰宅した伴蔵を問い詰めます。
憮然とした態度のお峰を前に、しどろもどろになりながら言い訳を続ける伴蔵。
しかし、すべてバレていることを悟ると、ついに観念してお国と別れることを約束します。
これで一件落着――かと思いきや。
お峰が旧知のお六の話を持ち出したことで、再び揉め始める二人。😅
今度は伴蔵も負けじと反撃し、夫婦喧嘩はどんどん激しくなっていきます。
あまりに声が大きいので、伴蔵がお峰の口を塞ぐと――
突然、お峰が静かに……。
まさか……!? 😱
と一瞬思わせますが、
生きてました(笑)。🤣
ここまでの二人のやり取りは、本当に息が合っていて、まるで本当の夫婦喧嘩を見ているようでした。
そして伴蔵がどうにかお峰を納得させ、今度こそ一件落着かと思った、そのとき――。
突如、お六がお米に乗り移られたかのように、過去の出来事を語り始めます。👻
それまでのコントのような空気が一変。
二人は、自分たちが過去の因果から決して逃れられないことを悟り、恐怖に震えるのでした。
✨ ホタルが導く、お国と源次郎の最期
物語はいよいよ終盤へ。
伴蔵の家で何が起きているのかなど知る由もないお国ですが、同僚のお梅(中村玉太郎)との話から、あることを思い出します。
かつて平左衛門を殺害した際、運悪くその場に居合わせたため一緒に殺してしまったお竹(こちらも玉太郎)が、実はお梅の姉だったこと。
そして今日が、あの事件からちょうど一年の日だったのです。
蒲鉾小屋でこの話を聞いていた源次郎は、かつて犯した罪を思い出し、後悔の念をにじませます。
お国は、自らの自責の念を振り払うかのように源次郎抱きつきそのまま押し倒します!
今回、ラブシーン多いな。全部ほんとは男同士だけど(笑)。🤣
このとき、二人の周囲には幻想的にホタルが飛び交います。✨
ところが、そのホタルに何を見たのか、源次郎が突然怯えだし、刀を抜いて斬りかかります!
そして暗闇の中で倒れた源次郎が再び立ち上がると――
なんと、腹から背中にかけて刀が突き刺さっている!😱
驚いたお国が駆け寄り、背後から源次郎を抱きしめると、今度は源次郎の背中から突き出した刀がお国の体まで刺し貫きます!!
あのホタルは、二人に殺された平左衛門とお竹の怨念だったのでしょうか?👻
色恋沙汰の末に道を誤った二人ですが、最後まで互いを愛しながら亡くなっていく姿には、胸を打つものがありました。
ちなみにシネマ歌舞伎版では、源次郎の刀は背中から腹にかけて突き刺さり、お国と源次郎は向かい合って抱き合う形で事切れていました。
今回とは見せ方が逆になっているわけですね。
まあ、どちらの場合でも、お国の体に刀が刺さるのは無理がありますが……😅
😱 戦慄!伴蔵とお峰を待っていた結末
そして、ついにラストの場面。
幸手堤に伴蔵とお峰がやってきました。
なんだかウキウキした様子のお峰。😊
伴蔵が仲直りにごちそうしてくれたのだとか。
まるで新婚ホヤホヤの夫婦のようですが……。
これはもう展開が読めてしまいますね。
まぁ、知ってるからですが(笑)。😅
伴蔵は如来像を掘り出すと言ってお峰を油断させると、いきなり斬りかかります!
楽しげだった夫婦の様子が一転して修羅場に。😱
そこへ本水を使った雨も降り出し、ずぶ濡れになった二人の凄まじい争いが続きます。
途中では、傘を広げての見得もありました。☔️
でも、その傘をビリビリと破いてしまいます。
あれ、毎回新しい傘を使うのかな?🤔
……などと思っているうちに、伴蔵はついにお峰を斬り殺し、トドメとばかりに橋の上から川へ蹴り落とします。
しかし――
これでまだ終わらない。
突然、何か見えない力に引っ張られ始める伴蔵。
これは「連理引き」か?
抵抗しながらも橋の上まで引っ張られていく伴蔵。
すると――
たった今突き落としたはずのお峰が、血みどろの姿で川から飛び出してきた!!😱
そして伴蔵をガッシリとつかむと、そのまま川の中へ引きずり込んでいくのです!!
まったく予想していなかった衝撃的な展開に、思わず鳥肌!!
伴蔵は最後までもがき続けながら、お峰とともに川の中へと消えていきました。
お峰はまだ死んでいなかったのか?
それとも、すでに亡霊となっていたのか?👻
どちらにせよ、愛した男に裏切られたお峰の怨みの凄まじさを感じさせられる幕切れでした。
🏮 三組の男女が迎えた悲劇の結末
思い返せば、前半の伴蔵とお峰は、貧しくとも愛情があり、どこかコミカルで微笑ましい夫婦でした。
ところが、幽霊から得た百両によって富を手にしたことで、少しずつ夫婦の歯車が噛み合わなくなり、最後にはあの悲劇が待っていました。
そして、お露と新三郎、お国と源次郎、伴蔵とお峰。
結局、三組の男女すべてが悲劇的な最期を迎えることになります。
形はそれぞれ違いますが、三組とも最後には愛する相手とともに死んでいく。
あの世までともに行くということが、現世での愛の証だったのでしょうか。
それにしても、最後のお峰には完全にやられましたね。
戦慄のラストは、まさに「納涼」にふさわしい幕切れでした〜👻🎐
そんなわけで、今回の歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」観劇記も、このあたりでコレギリといたしとうございます。🎭
最後までお読みいただき、ありがとうございました!✨
この後、おまけとして「今年もやります!納涼歌舞伎名物『役者アンケート』から読み解く役者の素顔」と「2026年8月の歌舞伎座予約率は?」を掲載しています。ご興味ある方はぜひご覧ください。
おまけ1:🤣 今年もやります!納涼歌舞伎名物「役者アンケート」から読み解く役者の素顔
さて、今年も納涼歌舞伎名物「役者アンケート」がやってきました!
昨年は米吉のかき氷や、幸四郎のナルシストぶりに笑わせてもらいましたが、今回も個人的に気になったコメントを拾ってみたいと思います。😆
👉️ 昨年(2025)のアンケートを読み解いた記事はこちら
【2025年版】🍧筋書きアンケート 特別編『花競木挽賑』〜“かき氷”と“景色”からにじむ、役者の素顔と戦略〜
全部で5種類あるアンケートのうち、今回は次の2つから選んでみました。
① 頑張った自分へのご褒美は?
⑤ 夏が終わるなあ、と感じるのはどのようなときですか?
なお、長い回答については一部省略しています。
🎁 頑張った自分へのご褒美は?
「睡眠時間」
「睡眠です。」
さすがに人気者は寝る暇もないようですな。😅
「服や小物を大量に買います」
前にも聞いたことあるけど、女の子みたい(笑)。
「ちょっと背伸びした回らないお寿司」
いや、いくらでも食べられるでしょ!🍣
……と思ったけど、子供の頃はグリーン車に乗せてもらえないという教育方針の家だったので、お寿司も回転寿司しか食べさせてもらえなかったのかも。🤔
「プロテイン」
って、あれ美味しいか?(笑)💪
ボディビルでもやってるのかな?
「甘いもの。一も二もなく甘いもの」
キャラぶれてない(笑)。🍰
ほかにも「値段を見ずにケーキを頼む」といったことを答えていますが、そんなの気にならないくらい稼いでるでしょ!🤣
一方、大人の渋さがにじみ出ている回答も。
「千穐楽の葉巻」
「JazzLiveかJazzBarでお酒」
なんてのもありました。渋いですな〜。😎
でも、やっぱり笑わせてくれるのが幸四郎。
「賞金…」
何のだよ(笑)。🤣
しかも「…」をつけてるのが、ボソッとつぶやいた感じが出ていて余計に面白い!
🎐 「夏が終わるなあ」と感じるのはどんなとき?
「研の會が終わる時」
……10月ですよ(笑)。🤣
それだけ「研の會」に熱く燃えているということか?
「月が綺麗だと思った時」
なんか急にロマンチックなこと言い出した(笑)。🌙
やっぱ乙女なのかな?
「お盆になると感じます。『お盆過ぎたら海に入るなフカに食べられる』という、子どもの頃からの教えどおり」
え? フカに食べられる!?🦈
「お盆を過ぎるとクラゲが増えるから海に入るな」なら聞いたことありますが……日本にそんな怖い海あったっけ?😅
「北海道開催の競馬が終わったとき」
さすが競馬オタク。🏇
その発想は普通出ない(笑)。
「納涼歌舞伎の千穐楽」
「納涼歌舞伎が終わる時」
う〜む、似たもの兄弟。🤣
勘九郎でもう一つ。
「夏休みの宿題に追われて夏の終わりを痛切に感じる」
「夏の宿題に追われ始めると『ああ、夏終わる』と思います」
う〜む、似たもの親子(笑)。🤣
ほかにも、風や空気、虫の声など、風流なものに夏の終わりを感じると答えている役者が多かったのですが、最後にちょっと怖い気がする回答をひとつ。
「ヒグラシの鳴く頃」
……わかりますか?😱
という感じで、個人的に目についたものをピックアップしてみました。
筋書を購入された方は、ぜひほかの回答もじっくり読んでみてください。
役者の素顔や普段の生活が垣間見えて、なかなか面白いですよ。😊
おまけ2:2026年8月の歌舞伎座予約率は?
おまけとして歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」の予約状況チェックをご覧ください📊
千穐楽までの全23公演日の歌舞伎座の予約数を、「チケットWeb松竹」でミナミが目視で確認した数値をもとに、予約率を共有していきます。
あくまでご参考までに。
歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」
2026年8月2日〜26日
休演日:10日、18日
公演日数:23日間
■ 今年1〜8月の予約率比較
| 年月 | 昼の部 | 夜の部 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年1月(22日公演) | 100% | 90% | ||||
| 2026年2月(24日公演) | 98% | 81% | ||||
| 2026年3月(20日公演) | 87% | 77% | ||||
| 2026年4月(24日公演) | 80% | 90% | ||||
| 2026年5月(23日公演) | 94% | 97% | ||||
| 2026年6月(21日公演) | 93% | 86% | ||||
| 2026年7月(23日公演) | 99% | 85% | ||||
|
2026年8月 (23日公演) |
第一部 | 第二部 | 第三部 | |||
| 95% | 90% | 88% | ||||

2026年8月の歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」は、第一部が23日集計で95%、第二部が22日集計で90%、第三部が20日集計で88%という結果になりました。(小数点以下切り上げ)📊
今月は3部制でしたが、いずれの部も概ね9割前後のチケットが売れていたようです。
その中では第三部がやや低め。玉三郎と中村屋一家だけの出演で、内容も舞踊演目のみ、上演時間も短かったことが、やや敬遠されたのでしょうか。
一方、3部合わせた上演時間や演目数は、通常の2部制と比べても大きくは変わりません。チケット単価は少し安くなりますが、単純に考えれば1日に入場する観客数は最大で1.5倍になるため、チケット収入としてはかなり増えているのではないでしょうか。🤔
ちなみに昨年は、『火の鳥』初演の第二部が全日満席、野田版『研辰の討たれ』の第三部も後半はほぼ100%という盛況ぶりでした。
今年との違いを見ると、やはり映画『国宝』の大ヒット真っ最中による歌舞伎への注目度上昇が、昨夏の予約率にも大きく影響していたのでしょうか?
そして9月の「秀山祭」では、「染團辰」の三人が初めて同じ舞台に立ちます。この話題がチケットの売れ行きにどれだけ影響するのか、引き続き予約率の推移を追っていきたいと思います。📈✨









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