【2025年6月】歌舞伎公演情報 歌舞伎座で続く襲名の舞台&今こそ“初観劇”のチャンス!

2025年6月歌舞伎公演情報 歌舞伎座で続く襲名の舞台&今こそ“初観劇”のチャンス!

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歌舞伎、一度みてみたいけど…どこで、どう観ればいいの?」

そんな方のために、2025年6月の歌舞伎公演をまとめました。

今月の注目は、歌舞伎座で続く「尾上菊五郎おのえきくごろう襲名披露」。
すでに人気公演のため、お手頃な三階席はほとんど完売に近い状況です。
でもご安心を――当日券で観られる「幕見席まくみせき」という選択肢もあります!

さらに、7月の観劇を狙うなら、今のうちに「松竹歌舞伎会」(有料)の会員登録がおすすめ。
人気席を事前に押さえるには、登録者向けの先行発売を使うのがコツです。

この記事では、そんな歌舞伎初心者の方に向けて、
“今できる行動”とともに、全国各地の注目公演を紹介します。

【歌舞伎座】まずはここ!毎月やってる「本家」の公演

歌舞伎座「六月大歌舞伎」
歌舞伎座は、東京・銀座にある歌舞伎の“本拠地”ともいえる劇場で、毎月ほぼ欠かさず公演が行われています。格式ある空間ながら、チケットの種類も豊富で、初めてでも安心して楽しめる劇場です。

6月は、尾上菊五郎家の襲名披露が引き続き開催される注目の月。名跡の継承を間近で見届けられるまたとないチャンスです。話題の演目や人気役者の登場もあり、“初観劇”にもぴったりな月といえるでしょう。

【公演終了】歌舞伎座「六月大歌舞伎」(2025年6月2日〜27日)

🗓️ 公演期間:2025年6月2日(月)~27日(金)

🏛️ 会場:歌舞伎座
▶ 歌舞伎座の詳細はこちら

🎭 昼の部(11:00開演)

演目 見どころ・主演
元禄花見踊
(げんろくはなみおどり)
🌸 華やかな踊りで幕開けを飾る舞踊劇。
出雲の阿国:尾上右近
名古屋山三:中村隼人
車引
(くるまびき)
🚗 勢いと迫力満点の荒事名場面。
梅王丸:尾上菊之助
松王丸:中村鷹之資
桜丸:上村吉太朗
寺子屋
(てらこや)
🧑‍🏫 泣ける名作、人情噺の決定版。
松王丸:八代目・尾上菊五郎
武部源蔵:片岡愛之助
千代:中村時蔵
お祭り 🚗 仁左衛門による江戸っ子の心意気。
鳶頭:片岡仁左衛門
芸者:片岡孝太郎
🎯 初めての方におすすめ:
静かにじっくり“芝居の深み”を味わいたいなら「寺子屋」
スピード感と見た目の派手さで「これぞ歌舞伎!」を感じたいなら「車引」がおすすめです。

「寺子屋」は名作中の名作。尾上菊五郎が演じる松王丸が、無言の“間”で語る名場面は、イヤホンガイド付きでじっくり観るとジワジワ刺さります。
ただし、予備知識なしで観ると、正直ちょっと眠くなるかも…なので、初心者こそ「イヤホンガイドを片耳に」が合言葉。

一方「車引」では、尾上菊之助が演じる梅王丸が、荒事スタイルのポーズ&セリフ回しで舞台をビシッと締めてくれます。
こちらはテンポも早く、初観劇でも「おおっ!」となりやすい見せ場です。

🌙 夜の部(16:15開演)

演目 見どころ・主演
歌舞伎十八番の内 暫
(しばらく)
⛩️ これぞ荒事!勧善懲悪ヒーロー歌舞伎。
鎌倉権五郎:市川團十郎
清原武衡:中村芝翫
加茂次郎:中村梅玉
襲名披露 口上
(こうじょう)
🎤 菊五郎家の面々や豪華俳優陣が並び、
新たな菊五郎誕生をお祝いするご挨拶の場。
登壇:七代目・尾上菊五郎、八代目・尾上菊五郎、六代目・尾上菊之助、片岡仁左衛門、中村梅玉、尾上松緑、市川團十郎
連獅子
(れんじし)
🦁 父子の愛と魂の舞。毛振りの迫力が圧巻。
親獅子の精:八代目・尾上菊五郎
子獅子の精:六代目・尾上菊之助
法華の僧蓮念:中村獅童
浄土の僧遍念:片岡愛之助
芝浜革財布
(しばはまのかわざいふ)
🍶 人情と夫婦愛が染みる落語歌舞伎。
魚屋政五郎:尾上松緑
女房おたつ:中村萬壽
🎯 初めての方におすすめ:
「暫(しばらく)」は、悪人が善人を処刑しようとする場面に、
「しばらく!」と声を響かせて現れる正義の味方・鎌倉権五郎が大活躍!
登場からセリフ、ポーズ、衣裳に至るまで、すべてが“荒事”のカッコよさのかたまりです。
派手で力強い歌舞伎の醍醐味を、全身で味わえる一幕。

「連獅子」は、“ぐるんぐるん”と振り回す“毛振り”がとにかく派手!
難しいこと抜きに、「わ〜!すごい!」ってなるやつです。
しかも今回は菊五郎&菊之助のリアル親子共演なので、
「これが襲名の舞台か…!」という重みもたっぷり味わえます。

📢 歌舞伎座「六月大歌舞伎」の詳しい公演情報は、以下のサイトをご覧ください👇


▶▶ 歌舞伎美人「2025年6月 歌舞伎座 六月大歌舞伎」公演情報 🔗

📖 襲名の舞台裏から家の芸まで、音羽屋三代の想いが詰まった永久保存版!写真も証言も豪華すぎる“親子襲名メモリアルブック”です。

初心者におすすめのチケットは「一幕見席」

「行ってみたいけど、チケット結構高いな…」
そんなときに頼れるのが「一幕見席(ひとまくみせき)」です。

その名の通り、一幕だけを気軽に観劇できる席で、価格もリーズナブル。
以前は当日並んで購入しなければなりませんでしたが、今は公式サイトで前日の昼12時から購入できるようになりました。

旅行の合間やちょっとした空き時間に、「歌舞伎の世界をのぞいてみたい!」という方にもおすすめの制度です✨


▶▶ 歌舞伎座 一幕見席オンラインチケット 🔗

チケットを押さえるなら「松竹歌舞伎会」の入会がおすすめ!

歌舞伎をもっと楽しみたい!という方にぴったりなのが、
松竹が運営する会員制度「松竹歌舞伎会」です。

歌舞伎座はもちろん、大阪松竹座、京都南座、新橋演舞場などの歌舞伎公演のチケットを一般販売より早く予約できるのが最大の魅力です!

年会費や会員ランクに応じて、観劇ポイントが貯まる特典もあり、
「年に2〜3回は歌舞伎を観る」という方には十分もとが取れる仕組みです。

特に、7月や秋の大型公演を狙うなら、
今のうちの入会でスムーズな先行予約が可能になるので検討の価値アリです!


▶▶ 松竹歌舞伎会 🔗




【博多座】九州・福岡のファン必見!

博多座
博多座は、福岡・中洲にある西日本を代表する大型劇場で、毎年歌舞伎公演が開催される“地方歌舞伎の要”ともいえる存在です。アクセスもよく、地元九州で気軽に本格歌舞伎が楽しめる場所として親しまれています。

6月は中村橋之助が主演を務める『双蝶々曲輪日記 引窓』に加え、夜の部では中村勘九郎が三役早変わりを演じる『怪談 乳房榎(ちぶさのえのき)』も上演。義理と情、そして恐怖が交錯する舞台は、人間ドラマとエンタメが詰まった一ヶ月になりそうです。

【公演終了】博多座大歌舞伎(2025年6月4日~26日)

🗓️ 公演期間:2025年6月4日(水)~26日(木)

🏛️ 会場:博多座
▶ 博多座の詳細はこちら

🌞 昼の部(11:00開演)

演目 見どころ・主演
双蝶々曲輪日記 引窓
(ふたつちょうちょうくるわにっき ひきまど)
🌙 義理と人情が交差する引窓の名場面。
南与兵衛後に南方十次兵衛:中村橋之助
女房お早:中村鶴松
濡髪長五郎:中村福之助
お祭り
(おまつり)
🥁 粋でいなせな江戸の風情あふれる舞踊。
鳶頭:中村勘九郎
福叶神恋噺
(ふくかなうかみのこいばな)
💘 福の神が恋の仲介? 新作歌舞伎で描く人情ファンタジー。
貧乏神おびん:中村七之助
大工辰五郎:中村虎之介
貧乏神すかんぴん:中村勘九郎
🎯 初めての方におすすめ:
「双蝶々曲輪日記 引窓」は義理と人情がせめぎ合う、人間くさいドラマに胸がじんわり。登場人物も少なく、舞台は一つの家の中だけだから初めてでも理解しやすい!そして最大の見せ場は、引き戸式の天窓「引窓」を使った演出。親子の想いが、月明かりとともに浮かび上がります。

🌙 夜の部(16:00開演)

演目 見どころ・主演
菅原伝授手習鑑 道行詞の甘替
(すがわらでんじゅてならいかがみ みちゆきことばのあまがえ)
💫 恋と悲劇を描いた名作の道行。
舎人桜丸:中村虎之介
苅屋姫:中村鶴松
斎世の君:中村福之助
怪談乳房榎
(かいだんちぶさのえのき)
👻 幽霊の怨念が渦巻く怪談歌舞伎の傑作。
うなされる新助/下男正助ほか早替り:中村勘九郎
磯貝浪江:中村橋之助
重信妻お関:中村七之助
🎯 初めての方におすすめ:
「怪談乳房榎」は怪談だけど、ホラーすぎない!勘九郎が3つの役を次々に演じ分ける早替りは、歌舞伎の醍醐味そのもの。滝壺の中での本気の立廻りは迫力満点、水しぶきまで演出の一部!怪談、アクション、エンタメ全部入りの人気作です。

📢 「六月博多座大歌舞伎」の詳しい公演情報は、以下のサイトをご覧ください👇


▶▶ 歌舞伎美人「2025年6月 六月博多座大歌舞伎」公演情報 🔗




【京都南座】玉三郎を堪能したいならこちら!

京都南座
6月の京都南座では、玉三郎丈が2つの公演に登場します。6日からの「春風亭小朝との特別公演」では、越路吹雪さんの物語や怪談『牡丹燈籠』に加えて、2人の対談も楽しめる内容です。12日からの「特別公演」では、竹久夢二の人生を語る映像や舞踊『長崎十二景』で幻想的な世界を見せてくれます。

【公演終了】坂東玉三郎×春風亭小朝 南座特別公演(2025年6月6日~8日)

🗓️ 公演期間:2025年6月6日(金)~8日(日)

🏛️ 会場:京都南座
▶ 京都南座の詳細はこちら

演目 見どころ・出演
一、対談 🎤 坂東玉三郎と春風亭小朝による特別対談。
演劇と落語、それぞれの芸の世界を語り合います。
出演:坂東玉三郎、春風亭小朝
二、落語芝居『怪談 牡丹燈籠』―御札はがし― 👻 三遊亭円朝の名作を元にした怪談噺。
落語と芝居が融合した新たな試み。
出演:坂東玉三郎、春風亭小朝
三、『越路吹雪物語』 🎶 シャンソンの女王・越路吹雪の半生を描く舞台。
歌と芝居で綴る感動の物語。
出演:坂東玉三郎、春風亭小朝

📢 「坂東玉三郎×春風亭小朝 南座特別公演」の詳しい公演情報は、以下のサイトをご覧ください👇


▶▶ 歌舞伎美人「2025年6月 坂東玉三郎×春風亭小朝 南座特別公演」公演情報 🔗

【公演終了】坂東玉三郎特別公演(2025年6月12日~22日)

🗓️ 公演期間:2025年6月12日(木)~22日(日)

🏛️ 会場:京都南座
▶ 京都南座の詳細はこちら

演目 見どころ・出演
一、口上 🎬 玉三郎によるご挨拶と特別公演への想い。
出演:坂東玉三郎
二、地唄『残月(ざんげつ) 🌙 早世した女性の儚さを描いた地唄舞の名作。
出演:坂東玉三郎
三、『夢二慕情』〈映像〉 🎨 竹久夢二の美の世界を表現した舞踊劇を映像化。
構成:竹邑類 監修:花柳壽輔
四、『長崎十二景(ながさきじゅうにけい) 🌏 長崎を舞台に描かれる幻想的な舞踊作品。
出演:坂東玉三郎、小波津亜廉

📢 京都南座「坂東玉三郎特別公演」の詳しい公演情報は、以下のサイトをご覧ください👇


▶▶ 歌舞伎美人「2025年6月 坂東玉三郎特別公演」公演情報 🔗




【歌舞伎鑑賞教室】はじめての歌舞伎にぴったり!

「歌舞伎って、ちょっとハードル高そう…?」
そんなあなたにこそオススメなのが、日本芸術文化振興会主催「歌舞伎鑑賞教室」!
今回の会場は、東京都荒川区のサンパール荒川。
はじめての人でも安心して楽しめるように、まずは「歌舞伎のみかた」でみどころをやさしく解説。
そこから、誰もが一度は聞いたことのある有名な演目を、実力派の役者たちが本気で魅せます!

しかも、観劇をサポートしてくれる小冊子やプログラムは無料配布🎁。
予備知識ゼロでも、終演後には「歌舞伎ちょっと語れますけど?」ってなるかも!?
初観劇にぴったりの“はじめの一歩”公演です。

【公演終了】🎓 令和7年6月 歌舞伎鑑賞教室

🗓️ 公演期間:2025年6月4日(水)~21日(土)

🏛️ 会場:サンパール荒川(荒川区民会館)
▶ 公演公式ページはこちら

演目 見どころ・出演
一、解説『歌舞伎のみかた』 🎤 歌舞伎の基礎をわかりやすく紹介。
進行・出演:市川青虎
二、『玩辞楼十二曲の内 土屋主税(つちやちから) 一幕二場』 🏯 赤穂浪士・大高源吾が俳諧師・其角に別れを告げる場面から始まり、附け句に託された討ち入りの決意を読み取った土屋主税が、密かに浪士たちを援助する姿を描く忠臣蔵外伝。俳諧を巧みに取り入れた構成と、義士たちへの静かな共感が光る名作。
出演:中村扇雀、中村錦之助、坂東新悟、市川青虎、嵐橘三郎
🎯 初めての方におすすめ:
「歌舞伎鑑賞教室」は、ほんとうの“はじめの一歩”にぴったり!最初に「歌舞伎のみかた」というミニ講座で、役者さんが舞台の見どころをやさしく解説してくれるので、「いきなり始まって何がなんだか…」とはなりません。ご安心を😉

【番外編】歌舞伎役者が出てる“ちょっと意外な舞台”にも注目!

【公演終了】舞台『HUNTER×HUNTER』(大阪公演:2025年6月7日~15日)

実は、歌舞伎役者って意外なところでも大活躍。いま話題の舞台版『HUNTER×HUNTER』では、なんと坂東巳之助ゲンスルー役で登場!あの爆弾魔をどう演じるのか…歌舞伎とはひと味違う一面が見られるチャンスです。


▶▶ 舞台『HUNTER×HUNTER』公式サイトはこちら 🔗




2025年6月の歌舞伎はここに注目!観劇初心者も安心の全国公演ガイド

🏮2025年6月の歌舞伎まとめ:注目ポイントだけチェック!
• 歌舞伎座では尾上菊五郎の襲名披露。幕見席も活用可
• 博多座では「引窓」&勘九郎の早替り「怪談乳房榎」
• 南座では玉三郎が2つの公演に登場。映像+舞踊もあり
• 初観劇なら「歌舞伎鑑賞教室」へ。解説付き&手引き配布
• 舞台『HUNTER×HUNTER』に巳之助が出演(ゲンスルー役)
💡気になる公演があれば、さっそく公式サイトでチェック&スケジュール確保を!
「観たい」と思った今が、観劇のタイミングですよ☺️

参考資料

歌舞伎公式総合サイト『歌舞伎美人』
日本芸術文化振興会『令和7年7月歌舞伎鑑賞教室』
舞台『HUNTER×HUNTER』公式サイト

※本記事の制作について
一部AIを用いたライティング・画像編集支援を行っていますが、最終的な編集・事実確認・表現調整はすべて人の手で行っております

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