【観劇記】2026年6月歌舞伎座「六月大歌舞伎」昼の部 〜『子連れ狼』に涙、時代劇の魅力が蘇る!〜

【観劇記】2026年6月歌舞伎座「六月大歌舞伎」昼の部 〜『子連れ狼』に涙、時代劇の魅力が蘇る!〜

2026年6月22日、🎭歌舞伎座で開催された『六月大歌舞伎』昼の部を、観劇してまいりました✨

今回の歌舞伎座公演は、萬屋錦之助がテレビで演じた『子連れ狼』が52年ぶりに新たな脚本で歌舞伎として登場するなど、萬屋のメンバーがメインの公演となっています

今回はその『子連れ狼』が上演された昼の部を観劇したミナミが個人的に感じた内容を記した「観劇記」です。また記事の最後では、2026年6月の歌舞伎座集客状況についても、恒例の予約率データとともにご紹介しています📊
どうぞ最後まで、ごゆっくりお付き合いください🍵


今回の公演の詳細については「歌舞伎美人」をご確認ください👇
➡️ 令和8年6月歌舞伎座「六月大歌舞伎」




☀️開演前 〜梅雨の晴れ間に歌舞伎座へ〜

2026年6月「六月大歌舞伎」が開催されている歌舞伎座
2026年6月「六月大歌舞伎」が開催されている歌舞伎座

梅雨入りして不安定な日が続いていましたが、この日は朝は晴れ間も出て観劇日和となりました✨

さすがに暑くなってきたので半袖でですが、歌舞伎座内の冷房対策でもちろん長袖のパーカーも持参します。

日比谷線に乗って、10時頃に東銀座・歌舞伎座へ到着🚇

歌舞伎座神社にお参りし、チケットを発券し筋書きを購入。歌舞伎座前を撮影しながら開場を待つこと10分ぐらいでしょうか。10時30分少し前に開場したようなので早速入場します!🎭

🐉『祇園祭礼信仰記ぎおんさいれいしんこうき・金閣寺』〜色気あふれる雪姫と一休さん級のトンチ!?✨〜

2026年6月歌舞伎座『祇園祭礼信仰記・金閣寺』の絵看板
2026年6月歌舞伎座『祇園祭礼信仰記・金閣寺』の絵看板

昼の部最初の演目は『祇園祭礼信仰記』の四段目、通称『金閣寺』です。

歌舞伎三姫の一人として名高い“雪姫”を中村時蔵が演じるのをはじめ、主要な役はすべて本名が小川姓の役者で占められています。👘

最初に登場するのが「国崩し」と言われる悪役の“松永大膳まつながたいぜん”(中村獅童なかむらしどう)と、その弟の“鬼藤太”(中村種之助なかむらたねのすけ)。呑気に碁を打っておりますが、“大膳”が勝った模様。⚫⚪

そこへ呼び出される“雪姫”こと中村時蔵。古風な面立ちとよく言われますが、さすがに若手の女形の中では古典の姫が一番似合う感じです。✨

美しい人妻の“雪姫”は、悪人に捕らえられた上、愛する夫“狩野直信”(中村米吉なかむらよねきち)とも引き離され、縄で縛られたり、当て身で倒されたり、足蹴にされたりと、とにかくひどい扱いを受けるのですが、まあこれがなんとも色っぽいと言いますか、嗜虐心をそそられるといいますか……昔からこういうちょっと危ない世界に人は惹かれていたのでしょうか。💦

ちなみに五代目 歌右衛門いわく「雪姫は情事にも通じている女ですから十分に色気を見せる役」(渡辺保著「歌舞伎手帖」)📖とのこと。

そして豊臣秀吉がモデルの“此下東吉”(中村隼人なかむらはやと)が登場。歌舞伎ではなぜか爽やかないい男に描かれる秀吉ですが、隼人くんが演じるとますますいい男になりますね〜。😊

“大膳”は今度は“東吉”相手に碁を打ちますが、あっさり敗れると一気に不機嫌になります。このへんが同じ悪役でも『寿曽我対面』の“工藤祐経”とかと比べると小物感がありありと出てしまいますね。😅

まあ、その小物故に碁笥(ごけ)を井戸に投げ入れて、「手を濡らさずに拾え」という難題?を“東吉”にふっかけてくるわけですが……🤔

これって、手を濡らすか濡らさないかよりも、手が届かないことが問題なのでは?

「濡らさないで取る」のではなく、棒とか釣瓶とかの道具を使わないで取れならわかるのですが……😅

まあ、あまり細かいことを突っ込んでもしょうがないので、先に進むと、“東吉”は筒樋を使って滝の水を流し込み、浮いてきた碁笥を扇ですくい上げます。💡

まるで一休さんのトンチのような機転に“大膳”は大喜びで、“東吉”を軍師として迎えることに。“大膳”を簡単に籠絡するところは、さすが「人たらし」の秀吉がモデルだけありますね。😄

さて“東吉”とのやり取りが終わると、“大膳”は龍の絵の話を思い出して再び“雪姫”に迫ります。🐉

手本となる龍がないと描けないと言う“雪姫”に対して、“大膳”が刀を抜いてかざすと滝の中に龍の影が!

……龍? 鯉じゃなく?🐟

どう見ても鯉の滝登りにしか見えませんが、江戸時代からずっとこの演出なんでしょうね。

いろんなことが派手に演出される歌舞伎ですが、なぜか龍はしょぼくなります。歌舞伎十八番『鳴神』の龍神もけっこうしょぼいですが、『金閣寺』はそれ以上です。😂

まあこの刀・倶利伽羅丸がこの物語の一番のキーアイテムというものではないので、あえて強調してないだけかもしれませんが…。

“大膳”が父の仇だとわかった“雪姫”ですが、女の身では仇を打つこともできずあえなく捕らえられ桜の木に縛られてしまいます。そして愛する夫・“直信”との涙の別れ……お芝居ですけど、こっちも泣きたくなる切ない場面です。😢

しかしここからが最大の見どころ「爪先鼠つまさきねずみ」です。✨

“雪姫”は、まるで雪のように激しく振る桜の花びらを足でかき集め、その花びらの中に爪先で鼠の絵を描きます。🐭🌸

このときの“雪姫”の切なさと必死さがひしひしと伝わってきます。まさに中村時蔵の女形としての凄みを感じざるを得ません。👏

その思いが通じて、二匹の白鼠が現れ縄を食いちぎり、鼠たちは最後はパカッと割れて桜の花びらを散らします。龍と違って実に細かい演出です。やはりこちらがメインだからか?🌸

そしてラストは“東吉”から“真柴久吉”へと正体を表した隼人くんが、秀吉のイメージである「猿」を思わせる木登りを披露して金閣の最上階に幽閉されていた“慶寿院尼”(中村錦之助)を救い出し、同じように“軍平”から正体を表した“佐藤正清”(中村歌昇)とともに“大膳”を追い詰めますが、いつもの決着はまた次の機会で幕となります。🐒

中村時蔵演じる歌舞伎三姫の一人“雪姫”の色気と芯の強さを存分に堪能できた舞台でした〜。👏✨

🌸『戻駕色相肩もどりかごいろにあいかた』〜梅枝くんの愛らしい禿姿にほっこり〜

2026年6月歌舞伎座『戻駕色相肩』の絵看板
2026年6月歌舞伎座『戻駕色相肩』の絵看板

次は「時代物」から一転して、華やかな「舞踊劇」の『戻駕色相肩』です。💃

この演目は、時蔵家の長である中村萬壽なかむらまんじゅとその次男・中村萬太郎なかむらまんたろう、そして孫の中村梅枝なかむらばいしが勤めます。✨

萬壽さん演じるのは駕籠かきの“与四郎”実は“真柴久吉”。“久吉”は『金閣寺』に続いての登場ですね。“曽我五郎”みたいにいろんなとこに出てくるなこの人も。😆

萬太郎は駕籠かきの“次郎作”実は“石川五右衛門”。“久吉”と“五右衛門”と言えば『楼門五三桐』が思い浮かびますが、今回の主役はこの二人ではなく、何と言っても“禿”の中村梅枝くんです!🌟

現在小学五年生の梅枝くん。昨年は5月の『白浪五人男』の『稲瀬川勢揃い』で実に可愛らしい“赤星十三郎”を演じていましたが、今度は女の子として登場です。🥰

『戻駕』の“禿”と言えば、近年は「まるる」こと中村莟玉なかむらかんぎょくの専売特許みたいになってましたが、今の梅枝くんは萬壽さんいわく「梅枝は今、小学五年生で禿に寸法がちょうど良い」とのことで、実によく似合っています。🌸

おじいちゃんと叔父さんと一緒に実に愛らしい姿を見せてくれましたが、「男子三日会わざれば刮目して見よ」と言いますから、新之助くんとか菊之助くんのようにアッという間に大きくなっていくんでしょうね。😊

ということで、時蔵家の祖父・次男・孫による三代共演となった『戻駕色相肩』。華やかな舞踊の中でも、梅枝くんの愛らしい禿姿がひときわ印象に残る舞台でした〜。👏✨




⚔️『子連れ狼』〜獅童・夏幹親子が魅せる迫力と涙の時代劇〜

2026年6月歌舞伎座『子連れ狼』の絵看板
2026年6月歌舞伎座『子連れ狼』の絵看板

さあ、そして次が今月最大の見ものと言っていい『子連れ狼』です。🔥

1973年から放送された萬屋錦之助主演の大ヒット時代劇が令和の歌舞伎座で蘇る!ということです。ほとんど新作歌舞伎みたいなものですが、1974年に歌舞伎座で舞台化されたことがあるからか、「新作歌舞伎」という書き方はされていません。🎭

主役の“拝一刀”は萬屋錦之助の甥にあたる中村獅童、そして“大五郎”は獅童の次男・中村夏幹が勤めます。👨‍👦

もうそれだけでワクワク感が止まらない感じですが、さあどうなるのでしょうか?✨

幕開き前からBGMが流れ始めます。テレビで見たことないのでよくわかりませんが、これはTVシリーズのものなのでしょうか?🎵

ナレーションは声優・大塚明夫です。TVシリーズでは故・小林清志だったそうですが、アニメのルパン三世で“次元大介”役を大塚が小林から受け継いでいると思うと感慨深いですね。🎙️

幕が開くと、暗がりの中で“大五郎”を連れた“拝一刀”が登場。襲いかかってくる武士たちをアッという間に切り倒します。⚔️

なるほど、実に時代劇の映像っぽい出だしの演出ですね〜😊

物語は柳生一族によって妻を殺された“拝一刀”が、幼い息子の“大五郎”とともに、依頼を受けて悪人を愛刀・同田貫で成敗していくというものです。以来、“一刀”は刺客人「子連れ狼」と呼ばれ、人々に恐れられる存在となります。

今回の依頼人は美しい元武家の娘・“お浜”(中村七之助なかむらしちのすけ)です。討ってほしいのは城代家老の“杉戸監物”(中村勘九郎なかむらかんくろう)。愛する夫と両親を祝言の日に眼の前で殺され、自らもその場で犯されたという地獄のような仕打ちを受けた相手です。😢

怨みを晴らすために遊女として刺客人「子連れ狼」を雇うための五百両をためたという“お浜”の境遇に自らを重ねる“一刀”は依頼を受けることに。

そして、そんな“一刀”を付け狙うのが柳生一族の“柳生軍兵衛”、歌舞伎座に久々の登場となる尾上松也です。心の中で、「待ってました!」と大向うをかけてしまいました。👏

依頼を受けた「子連れ狼」はすぐさま“監物”の配下の壬生八人衆の6人を始末します。それも全員一太刀で!💥

残る八人衆の二人、“十内”(市川門之助)と“外記”(中村清四郎)と“監物”は「子連れ狼」の仕業だと気が付きますが、一体誰が依頼したのか?ここで登場するのが“お千”こと中村米吉です。

“監物”の愛人である“お千”は、依頼人は“お浜”に違いないと断言します。悪人たちもその推理に納得した様子ですが……結構な悪人なので、他にも心当たりがたくさんいそうな気はしますが、ここは女の勘というところでしょうか。🤔

そして“外記”とその手下たちが“お浜”を捕らえ、廃寺を通りかかったところに小さな男の子・“大五郎”が現れます。それを見た“外記”は「子連れ狼」の子供だと察し追いかけますが、これは囮。現れた“一刀”がまたたく間に手下たちを切り倒すと、“外記”が“大五郎”を捕まえて戻ってきました。⚡

“大五郎”を人質に取られるとは、絶体絶命か!と思いきや、“外記”は“大五郎”を離すと正々堂々の差しの勝負を挑みます。

……え、なんで?馬鹿なの?😅

まあ、お約束だからしょうがないのですが、なんで最後まで悪を貫かないのかな〜。

と思っていたら、“外記”は鎖分銅?でしょうか。なんとも使いにくそうな武器ですが、リーチを生かして“一刀”と互角に渡り合います。なるほど、挑発に乗るだけの腕前はあったわけですね。💪

緊迫した闘いの末に“外記”を倒した“一刀”。そして解放された“お浜”が“大五郎”に語りかけるのは、私がこの舞台でもっとも心を打たれた名場面となりました。✨

“大五郎”と二人きりになった“お浜”は、自らの子供を見るような思いで語りかけます。七之助は結構気の強い感じの女性のイメージがありますが、ここでは実に優しい女性を演じています。『金閣寺』の時蔵とはまたちがう、若手女形としての実力を魅せつけてくれますね。🥹

殺伐とした物語の中で、束の間のぬくもりを感じさせる時間が流れます。

しかし、そこに現れた“お千”が“お浜”を刺すという悲劇が!💥

この舞台での米吉はいつもの可愛らしさとは裏腹に、実に怨み深い恐ろしい女です。“監物”が“お浜”を諦めてないことに嫉妬し、自ら手にかけるという残酷な女……しかし、“大五郎”に見られていることに気がつくと、その純粋な瞳に激しく動揺して逃げていきます。

幼子の前で見せた二人の女のまったく違う表情は、どちらも子供に対する母性の現れのように見えて実に趣深いものでした。👏

死んでいく“お浜”とそれを見送る“一刀”と“大五郎”親子。実に悲しい場面ですが、ここから新たな復讐の物語が幕を開けました。😢

計略でわざと捕まり、まんまと城内に潜入した一刀親子。そう言えば、「この城内にいれば安心」って“監物”が言ってましたが、なんで城内に入れちゃうのかな〜(笑)😅

ところがこの計略に感づきそうなのが一人います。壬生八人衆最後の一人“十内”です。“監物”に苦言を呈しても聞き入れられず、“一刀”の芝居が発覚すると即座に銃で撃とうとするほど抜け目ないキャラでしたが、“一刀”が投げた小柄が“十内”の右腕に命中!時代劇では銃を使うやつはたいがい撃つ前に飛び道具にやられるという法則通りになりました(笑)🎯

ここから大立廻りが始まります。廻り舞台がぐるぐる回転しながら、まさに時代劇という立廻りが繰り広げられます。なるほど、歌舞伎とはちがう映像の立廻りですね〜⚔️

徐々に追い詰められていく“監物”と思いきや、なんと先程腕を刺された“十内”が再登場!ちゃんと右腕に包帯巻いているという細かさよ。左腕一本になっても立ち向かう姿は、敵ながら忠義の鑑と言えるでしょう。👏

そんな“十内”も奮戦虚しく倒され、悪の権化“監物”も一刀両断!愛刀・同田貫が冴え渡り、見事依頼と“お浜”の仇討ちを成し遂げました。✨

すべてを終えて、“お浜”の墓前にお参りする“一刀”と“大五郎”。特に“大五郎”が拝む姿は見てるだけでこちらも泣けてきます。😢

こうして「子連れ狼」は感動の涙に包まれて幕となりま……せん!😲

すっかり忘れてましたが、“柳生軍兵衛”が現れ、“一刀”にリベンジマッチを申し込んできます。⚔️

正直、感動の場面に水をさされたような気もしますが、チャンバラ時代劇には、このクライマックスは必須でしょう。🔥

かくして舞台転換も済み、最終決戦の幕開けです。

獅童と松也と言えば、昨年の『刀剣乱舞〜東鑑雪魔縁〜』で“鬼丸国綱”と“三日月宗近”として共演していたことが思い出されます。⚔️

あのときは味方同士でしたが、今度は宿敵として激突!まさにクライマックスに相応しい対決だ〜と思ったんですが、なんか意外と地味な気がする。🤔

まず、衣裳が地味なんですよね。二人とも浪人スタイルの黒っぽい着物に同じような髷。普段派手な衣裳や隈取りに慣れてるからな〜。あと、派手な立廻りのはずが、何か物足りないと思ったら「ツケ打ち」がない!テレビなら刀が打ち合う「キン」とか「ズバッ」みたいな感じの効果音があるのでしょうけど、それないので、リアルなんだろうけど見てる分にはなんか物足りなさを感じました。💭

最後は血反吐を吐きながら“軍兵衛”が水の中に倒れます。この水も池なのか川なのか?ちょっとした水たまりって感じでしかないので、無いほうが良かったかな〜。💧

なんとか勝った“一刀”ですが、それを見つめる柳生一族とその長である“柳生烈堂”(中村錦之助)。まさに「続きが見たい」と思わせる幕切れでした。✨

花道を去っていく“一刀”と“大五郎”親子に万雷の拍手が贈られます。👏✨

この間、松也くんはずっと倒れたまま(笑)。最後に立ち上がって「まだ終わらん!」と復讐を誓うのかと思ったのですが、そのまま幕が閉じました。ちょっと残念。😅

かくして『子連れ狼』は幕となりました〜。🎭✨




🌟六月大歌舞伎昼の部を観劇して 〜萬屋一門が魅せた古典・舞踊・新作の競演〜

今回の『六月大歌舞伎』昼の部は、古典の名作『金閣寺』、華やかな舞踊『戻駕色相肩』、そして萬屋錦之助の代表作を歌舞伎として甦らせた『子連れ狼』と、それぞれ異なる魅力を持つ三演目を一度に楽しめる充実した公演でした。🎭

『金閣寺』では中村時蔵の“雪姫”が見せる色気と気品、そして歌舞伎ならではの名場面「爪先鼠」に魅了され、『戻駕色相肩』では時蔵家三代共演の中でも中村梅枝くんの愛らしい“禿”が客席を和ませてくれました。🌸

そして何より印象に残ったのは『子連れ狼』です。中村獅童・中村夏幹親子の共演に加え、中村七之助や中村米吉、尾上松也らが織りなす人間ドラマは見応え十分。演出面では「ここはもう少し派手でも……」と思う部分もありましたが、それも含めて観劇後にあれこれ語りたくなる舞台だったように思います。⚔️

テレビの『子連れ狼』を見たことがなくても物語がわかりやすく、往年の時代劇ファンはもちろん、歌舞伎初心者にも親しみやすい舞台だったように思います。🎭

その分、歌舞伎ならではの様式美や演出はやや控えめに感じましたが、「まずは歌舞伎座へ足を運んでみよう」と思ってもらうきっかけとしては、とても良い作品だったのではないでしょうか。✨

古典・舞踊・新作と、歌舞伎の幅広い魅力を存分に味わえる『六月大歌舞伎』昼の部。萬屋一門を中心とした今回ならではの公演を、最後まで楽しく観劇することができました。👏✨

そんなわけで、今回の歌舞伎座「六月大歌舞伎」昼の部観劇記も、このあたりでコレギリといたしとうございます。🎭

最後までお読みいただき、ありがとうございました!また次回の観劇記でお会いいたしましょう。✨

おまけ:2026年6月の歌舞伎座予約数は?

おまけとして歌舞伎座「六月大歌舞伎」の予約状況チェックをご覧ください📊
千穐楽までの昼21日、夜20日(1日集計なし)の歌舞伎座の予約数を、「チケットWeb松竹」でミナミが目視で確認した数値をもとに、予約率を共有していきます。
あくまでご参考までに。

歌舞伎座「六月大歌舞伎」
2026年6月3日〜25日
休演日:10日、18日
公演日数:21日間

■ 今年1〜6月の予約率比較

年月 昼の部 夜の部
2026年1月(22日公演) 100% 90%
2026年2月(24日公演) 98% 81%
2026年3月(20日公演) 87% 77%
2026年4月(24日公演) 80% 90%
2026年5月(23日公演) 94% 97%
2026年6月(21日公演) 93% 86%
2026年1〜6月までの歌舞伎座予約数のグラフ
2026年1〜6月までの歌舞伎座予約数のグラフ

2026年6月の歌舞伎座「六月大歌舞伎」は、昼の部が21日集計で93%、夜の部が20日集計で86%という結果になりました。(小数点以下切り上げ)📊

今回は、やはり『子連れ狼』がテレビドラマとしての知名度も高く、多くの観客の関心を集めたようです。⚔️✨

5月と比べるとやや減少したものの、ゴールデンウィークや尾上辰之助襲名披露という大きな話題があった5月と比較すれば、6月も十分に高い集客状況だったと言えるのではないでしょうか。😊

そして来月7月の歌舞伎座には、49年ぶりの出演となる片岡仁左衛門をはじめ、市川團十郎や市川染五郎など人気役者が勢ぞろいします。🎭

仁左衛門が出演する昼の部は、2026年6月30日時点で23公演中13公演がすでに満席(夜の部は同時点で満席公演なし)となっており、その圧倒的な集客力は健在です。👏

7月公演が最終的にどのような予約率となるのか、今から非常に楽しみですね。📈✨


※本記事内の写真は、すべて劇場にて撮影許可のあった場面、または私的鑑賞記録として撮影したものです。