歌舞伎チケットの値段はそれほど高くない!格安の一幕見席も解説

歌舞伎チケットの値段はそれほど高くない!格安の一幕見席も解説

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歌舞伎のチケットの値段はけっこう高いと思っている人は多いようですが、実際はそんなに高くないチケットもあります。

劇場や席によって違いはありますが、歌舞伎のチケットの値段がどのくらいなのかを、歌舞伎の初心者にもわかりやすく解説します。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のために歌舞伎の公演は行われておりませんでしたが、歌舞伎座での8月公演の開催が決定しました。詳しくは歌舞伎座公式サイトの公演情報を御覧ください。

歌舞伎のチケットの値段は?種類や席ごとの違いも解説

歌舞伎座の3階西の張り出しから見た座席

歌舞伎の劇場は座席の種類によって値段がかなり変わってきます。同じ種類のチケットでも場所によっては見え方にかなり違いがあるので、購入のときには注意が必要です。

一幕見席や桟敷席など席による値段の違いは?

歌舞伎座では昼の部夜の部に分かれて違う演目を上演しますが、それぞれの部での座席の基本的な料金は以下のようになります。

座席 値段
1階桟敷席 20,000円
1等席 18,000円
2等席 14,000円
3階A席 6,000円
3階B席 4,000円
一幕見席 500〜2,000円

→歌舞伎座の客席表PDFはコチラ

2020年8月から再開した歌舞伎座公演では感染症対策のため四部制が取られ、チケットの値段は、一つの部で1等席・8000円、2等席・5000円、3階席・3000円という料金設定になっています。なお桟敷席と一幕見席は設けられていません。


昼の部と夜の部は別々にチケットを購入することになるので、一日通して見るためには両方のチケットを購入する必要があります

1階桟敷席

座椅子やお茶セットがつく1階桟敷席

一番高い1階桟敷席は二人がけの掘りごたつ式テーブル付きで、お茶セットなどもついています。西側であれば花道が目の前に見えて、セレブ感を味わえる最高の席と言えるでしょう。

1等席は舞台を目の前に見られるし、花道もすべて見ることができるのが魅力です。しかし、後ろの方になってしまうと2等席とあまり変わらなくなってしまうので、早めに予約してできるだけ前の方の席を取っておきたいところです

3階席では上から見下ろす形で花道はあまり見えなくなりますが、A席の東側の張り出しならよく見えるので狙い目です。でも、ここも人気があるので早めに予約しなければ難しいでしょう。

3階はA席とB席のどちらがいいか迷うところですが、私が実際に歌舞伎座で見てみた感じとしては、少しでも近くで見たいのならA席少しでも安いほうがいいのであればB席。というのが一つの目安でしょうか。

一幕見席は安く見られるのは魅力的ですが、その名の通り一幕だけしか見られないし、当日並んでチケットを購入しないといけません。舞台からも一番遠くなるし、館内の売店なども使えないので、歌舞伎観劇の雰囲気を知りたい初めての人や、ゆっくり見たい人にはあまりおすすめできません。

むしろ歌舞伎観劇に慣れている人が、特定の演目や役者だけを見たいときに利用するというのがいいのではないかと思います。

初心者で一幕見席を利用してみたい人は以下のページを御覧ください。




歌舞伎チケットの値段は劇場によって違う?

歌舞伎座のチケットを扱う切符売り場

歌舞伎が上演される劇場は全国にありますが、各劇場や公演内容で販売されるチケットの値段に違いがあります。

また、桟敷席などの一番いい席と3階席などでは、舞台の見え方や役者との距離がまったく違うので、どの劇場でもチケットの最高値と最安値にはかなり値段の差があります

ここでは2019年の公演情報をもとにだいたいの目安になる料金を紹介いたします。

劇場 最高値 最安値 一幕見席※
歌舞伎座 20,000円 3,000円 500〜2,000円
国立劇場 12,800円(一般)
9,000円(学生)
1,800円(一般)
1,300円(学生)
新橋演舞場 18,000円 3,000円
大阪松竹 17,000円 6,000円 1,500〜3,500円
京都南座 27,000円 4,000円
御園座 24,000円 4,500円
博多座 18,000円 5,000円 1,000〜2,100円

※一幕見席は歌舞伎座以外では設けられないことがあります。

他にも地方劇場などもありますが、だいたい上記のような値段を目安と考えればいいでしょう。詳しくは各劇場の公式サイトなどでご確認ください。

チケットの取り方について詳しくは次のページをご覧ください。

イヤホンガイドでもっと歌舞伎を楽しもう

イヤホンガイド

歌舞伎をより楽しむためにあったらいいものとしてイヤホンガイドがあります。

歌舞伎座だけでなくほとんどの歌舞伎の劇場で貸し出しされていて、使用料の700円と返却時に返ってくる保証金1,000円が別に必要です。

私もイヤホンガイドを実際に借りてみましたが、けっして堅苦しい解説ではなく、専門の解説者がいろいろと趣向を凝らしながら解説してくれます。

  • 登場する役者が誰で何の役か?
  • 物語の背景歴史
  • 音楽の内容や意味
  • わかりにくい言葉遣い
  • 歌舞伎独特の約束事

上記のような内容を観劇の邪魔にならないように、タイミングよく解説を入れてくれたので、とてもわかりやすく見ることができました。また、幕間には出演役者のインタビューなども聞くことができるようになっています。

歌舞伎を初めて見る人だけでなく、芝居の内容を深く楽しみたい方や、もっと詳しい内容や知識を知りたい方は一度使ってみるといいでしょう。



歌舞伎の劇場以外でみるための料金

歌舞伎は劇場で見るのが一番ですが、どうしても劇場に足を運べない人や時間がない人であれば、映画館ケーブルテレビなどでも見ることも可能です。

松竹が運営する「シネマ歌舞伎」では、全国の映画館で映画を見るようにスクリーンで歌舞伎を見ることができます。料金は通常2,100円(一般)1,500円(学生・小人)となっています。

→シネマ歌舞伎のサイトはコチラ

衛星劇場」というケーブルテレビの有料チャンネルでは平日の16時から歌舞伎の芝居を放送しています。

衛星劇場を見るためにはJ-COMなどのケーブルテレビへの加入が必要で、J-COMであれば月額でだいたい8,000円ぐらいの料金で見ることができます。

→衛星劇場のサイトはコチラ

※料金はサービス内容によって変わります。詳しくはご利用されるケーブルテレビ会社にご確認ください。

他にも歌舞伎のDVDなども発売されているので、劇場に来られない方や家でも歌舞伎の芝居を見てみたい方は、以下の記事で紹介していますので御覧ください。

まとめ

歌舞伎チケットの値段は、選ぶ座席や劇場、公演内容などによって、高いものから安いものまでいろいろあるのがおわかりいただけたでしょうか?

桟敷席のような高いもので2万円台、一幕見席であれば500円で見られることもありますが、どの席で見るのがいいのかをよく考えて購入してください。

また、劇場まで行けない人でもシネマ歌舞伎DVDなどで歌舞伎を身近に見られる機会が増えています。

ぜひ自分の観劇スタイルに合わせて、歌舞伎を楽しんでくださいね