【尾上菊之助】嫁は中村吉右衛門の娘!歌舞伎名門音羽屋のプリンスに注目

【尾上菊之助】嫁は中村吉右衛門の娘!歌舞伎名門音羽屋のプリンスに注目

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尾上菊之助おのえきくのすけは歌舞伎の名門・音羽屋おとわやの大名跡・七代目尾上菊五郎の長男で、女形も立役もこなす現代の歌舞伎界でもっとも人気のある役者の一人です。

尾上菊之助のお嫁さんは、名優・二代目中村吉右衛門の四女の波野瓔子なみのようこさんで、長男の和史くんは尾上丑之助おのえうしのすけとしてすでに歌舞伎役者としてデビューしています。

この記事では、歌舞伎の名門音羽屋のプリンス・尾上菊之助はどんな役者で、お嫁さんや息子など家族についてや、「ナウシカ歌舞伎」などの新しい歌舞伎への挑戦について紹介します。

尾上菊之助と嫁・波野瓔子の出会いから結婚まで

尾上菊之助のお嫁さんは波野瓔子さん

尾上菊之助のお嫁さんは、二代目中村吉右衛門の四女で5歳年下の波野瓔子なみのようこさんです。

二人は平成25年(2013年)2月26日に東京の神田明神で結婚式をあげ、このときの様子が今年1月のテレビ番組で初めて放送されました。

多くのファンが祝福のために詰めかけ、本殿の中ではお互いの父親の尾上菊五郎中村吉右衛門が見守る前で、新郎・新婦がおごそかに誓いの言葉を述べる姿も映し出されています。

菊之助には幼なじみでもあった瓔子さんは、大学卒業後は銀座にある「和光」という高級な装飾品を扱うお店で働いていました。

菊之助の母である富士純子ふじすみこが和光で買物をするときは、いつも瓔子さんが接客し、その明るい様子にとてもいいお嬢さんだと思っていたそうです。

交際のきっかけは平成23年頃に会食する機会があったことで、それから親しく付き合うようになりますが、お互いにまだ結婚までは考えていませんでした。

ところが、平成24年12月に十八代目中村勘三郎が病気で亡くなり、その二人の息子(勘九郎、七之助)が必死に父の後を継ごうとする姿を見た菊之助は、自分も早く結婚してちゃんと家庭を持たないといけないと思うようになります。

そこで周りを見回したときに、一番自分に合う人は瓔子さんしかいないと思い、それから三回目の食事のときにプロポーズしたそうです。

一方、瓔子さんのほうも、はじめは意識はしていなかったけれど、プロポーズされる前月に食事をしたころから自然に菊之助を支えてあげられる存在になりたいと思うようになったそうです。ちなみにプロポーズの言葉は、「家を守って下さい」だったとか。

尾上菊之助と波野瓔子さんが結婚式を挙げた神田明神

尾上菊之助と波野瓔子さんが結婚式を挙げた神田明神

菊之助は瓔子さんの印象を「とても明るくてかわいらしい方」と答えており、瓔子さんは菊之助の印象を「とても温かく、優しい空気をまとっていらっしゃる方。一緒にいると羽毛布団に包まれているような温かい気持ちになれる」と答えており、お互いの愛情の深さを感じさせます。

交際のことはお互いの両親にも秘密にしており、婚約のことを知ったときの尾上菊五郎は「娘(寺島しのぶ)がフランス人の旦那さんを連れてきたときよりびっくりした」と言い、中村吉右衛門も「ただただびっくりした、歌舞伎の世界のことは教えてなかったので本当にうちの娘でいいのか」と思ったそうです。

現在、二人の間には平成25年に長男の和史かずふみくん、平成27年に長女知世ともよちゃん、平成29年には次女のあらたちゃんが生まれており、幸せな家庭を築いているようですね。

瓔子さんは歌舞伎役者の理想の嫁!

瓔子さんは理想的な歌舞伎役者の妻

人気歌舞伎役者でそのルックスから女性ファンも多い尾上菊之助に嫁いだ瓔子さんですが、果たして菊之助にとって理想的なお嫁さんなのでしょうか?

歌舞伎役者の理想の奥さんの条件として、次の三つが挙げられると考えます。

  1. 歌舞伎の伝統やしきたりを守ること
  2. 先輩役者やその家族、ご贔屓ひいきさんとうまく付き合えること
  3. 跡継ぎになる男の子を産むこと

歌舞伎役者の世界を梨園りえんと言いますが、歌舞伎の世界は男性社会であり、400年続く伝統があります。

そんな歌舞伎役者に嫁ぐ女性は、男性社会の中で様々な決まりやしきたりを守っていかなければなりません

正月など季節ごとに先輩家庭やご贔屓筋ひいきすじへの挨拶は欠かせないし、夫の公演のときには劇場の受付でお客様を出迎えなければなりません。

さらに歌舞伎役者は男性しかなれないことになっているので、後を継ぐ男の子を生むことに対する期待は想像以上のものがあるようです。

そんな歌舞伎役者の妻に対するプレッシャーについて、菊之助の姉・寺島しのぶは以下のように語っています。

わたしが「娘」だったことで、一番、気が重かったのは母(富士純子)かもしれない。母にしてみれば、たとえ生まれてきたのが娘だったとしても、それはそれでよかったのだと思う。でも、嫁いだ先は歌舞伎役者の家だ。「次、産むんだったら、男の子でしょ」と言う祖父と祖母の期待を、母はプレッシャーとして感じていたに違いない。実際、いまだに、わたしは祖母が母に向けて言った言葉をよく覚えている。「男の子が生まれるのはいつかしらね・・・」「体内時計+」寺島しのぶ著

菊之助自身が、このように跡継ぎとして期待されてきたように、そのお嫁さんには当然跡継ぎとしての男の子を産むことが期待されていたはずです。

これらのことを考えてみたときに、瓔子さん最初の子供に男の子を産んでおり、歌舞伎役者・中村吉右衛門の娘として育ってきたので、歌舞伎界の様々な決まりやしきたりを子供のときから体験しているはずであり、一般の会社で接客をしていたので、社会常識を備えた上でお客様をもてなすことにも抵抗はないはずです。

すなわち、三つの条件をすべてクリアした歌舞伎役者にとって理想的なお嫁さんと言えるのです。

歌舞伎界の名門音羽屋のプリンス「尾上菊之助」

音羽屋のプリンス五代目尾上菊之助

歌舞伎役者・五代目尾上菊之助は現在も活躍する名優・七代目尾上菊五郎の長男です。母親は女優・富司純子ふじすみこ、姉も女優の寺島しのぶという芸能一家に生まれた音羽屋のプリンスの経歴について紹介します。

生年月日
昭和52年(1977年)8月1日
本名
寺嶋 和康てらしま かずやす
屋号
音羽屋
家紋(定紋)
重ね扇に抱き柏かさねおおぎにだきがしわ
初舞台
昭和59年(1984年)2月 「絵本牛若丸えほんうしわかまる」牛若丸役
襲名歴
昭和59年(1984年)12月 尾上丑之助おのえうしのすけ(六代目)
平成8年(1996年)5月 尾上菊之助(五代目)
当たり役
京鹿子娘道成寺きょうがのこむすめどうじょうじ白拍子花子しらびょうしはなこ
助六由縁江戸桜すけろくゆかりのえどざくら揚巻あげまき
青砥稿花紅彩画あおとぞうしななのにしきえ弁天小僧べんてんこぞう
髪結新三かみゆいしんざ」 お熊
伽羅先代萩めいぼくせんだいはぎ政岡まさおか
摂州合邦辻せっしゅうがっぽうがつじ玉手御前たまてごぜん
籠釣瓶花街酔まさかど八ツ橋やつはし

五代目尾上菊之助は、両親から受け継いだ美貌は輝くようなみずみずしさと匂い立つような色気があり、名門に相応しい気品も兼ね備えた演技で多くのファンを魅了します。

祖父の七代目尾上梅幸と父・七代目尾上菊五郎はともに人間国宝という名門の血統に恥じない、女形・立役の両方を兼ねる役者として様々な役をこなしています。

最初にブレイクしたのは、平成12年(2000年)に演じた「源氏物語」の紫の上むらさきのうえ役で、当時平成の三之介と呼ばれて人気上昇中だった市川海老蔵の光の君、尾上辰之助(現・松緑)の頭中将との共演でした。このとき清純な紫の上は菊之助以外には考えられないと言われるほど好評を博しました。

着実に家の芸を踏襲しながら、瓔子さんとの結婚を機に岳父がくふ(嫁の父)である中村吉右衛門からの指導を受け、本来音羽屋の家の芸ではない、「義経千本桜・大物浦」の碇知盛を演じるなど芸域の幅を広げています。

古典歌舞伎だけでなく新作への挑戦にも意欲的で、蜷川幸雄演出のシェイクスピアを元にした「NINAGAWA十二夜」や、インドの神話的叙事詩であるマハーバーラタを歌舞伎化した「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」、スタジオジブリのアニメ映画を歌舞伎化した「風の谷のナウシカ」などを生み出しています。

当初はその美貌と確かな演技から、現代の女形最高峰の坂東玉三郎の後を継ぐ立女形としても期待されていましたが、立役と女形を兼ねる菊五郎家の伝統を継承すべく、男性の役も多くなっています。

いずれ歌舞伎界の大名跡・尾上菊五郎を襲名するであろう、名門音羽屋のプリンス五代目尾上菊之助ですが、結婚することで家庭ではお嫁さんと子どもたちの頼れるパパとして責任を持ち、長男の和史くんが尾上丑之助を襲名することで師匠としての責任も果たさなければなりません。

その上で、代々続く尾上菊五郎家の伝統を守るだけでなく、アグレッシブに新しい作品を生み出すことで歌舞伎の新境地を切り開いているのです。

将来は尾上菊五郎を襲名することが期待される尾上菊之助の家系図は以下の記事を御覧ください。




尾上菊之助の個性的な家族紹介

現代の歌舞伎界を代表する役者の一人である五代目尾上菊之助は、家族もそれぞれが芸能に関わる個性的な一家です。そんな菊之助の家族の横顔を紹介します。

父・七代目尾上菊五郎は人間国宝


尾上菊五郎主演 白浪五人男

菊之助の父・七代目尾上菊五郎は、昭和17年(1942年)に六代目菊五郎の息子である七代目尾上梅幸の息子として生まれ、5歳のときに五代目尾上丑之助として初舞台を踏み、22歳で四代目尾上菊之助、31歳で七代目尾上菊五郎を襲名します。

菊之助時代には、市川新之助(十二代目市川團十郎)、尾上辰之助(三代目尾上松緑)とともに三之介と呼ばれて人気になり、大河ドラマ「源義経」では主役の義経を勤め、そのとき共演した藤純子(現・富士純子)と結婚して話題になりました。

尾上菊五郎家のお家芸といえる、立役と女形の両方をこなす「兼ねる役者」として幅広い役で活躍し、世話物では江戸庶民の味わいを見せる演技にも定評があります。70歳を超えた今でも円熟の芸で歌舞伎界の重鎮として存在感を発揮しています。

2003年(平成15年)には人間国宝に認定され、今では菊之助の長男・尾上丑之助と寺島しのぶの長男・寺嶋眞秀てらしままほろ二人の孫が歌舞伎役者として成長する姿に目を細めながらも、まだまだ現役の舞台に立つ気概を見せています。

母・富士純子は任侠映画の大スター


藤純子主演「緋牡丹博徒お命戴きます」

菊之助の母・富士純子ふじすみこは17歳のときに藤純子ふじじゅんこの芸名で映画「八州遊侠伝 男の盃」の千葉真一の恋人役でデビューし、その後は「緋牡丹博徒ひぼたんばくとシリーズ」などで東映任侠映画の大スターとなりました。

1972年(昭和47年)に七代目尾上菊五郎(当時・四代目菊之助)と結婚し、芸能活動から引退して家庭に入り二人の子供(寺島しのぶ、五代目菊之助)をもうけます。

その後はテレビの司会者として芸能活動に復帰するも、子育てのために休業することもありましたが、子どもたちが手を離れた1989年(平成元年)には、「富士純子」の芸名で映画女優としても復帰します。

現在も女優としてテレビや映画へ出演しながら、歌舞伎役者・七代目尾上菊五郎を妻として支え、孫たちの成長を見守っています。

姉・寺島しのぶは国際派女優


寺島しのぶ主演「ヴァイブレータ」

歌舞伎役者・七代目尾上菊五郎の長女として生まれた寺島しのぶは、小さい時から歌舞伎役者になれない葛藤を抱えていましたが、自ら女優になる道を切り開いて行きます。

平成16年(2004年)には前年に公開の主演映画「赤目四十八瀧心中未遂あかめしじゅうやたきしんじゅうみすい」で第27回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。「ヴァイブレータ」では東京国際映画祭女優賞を受賞するなど、着実に国際派女優として実績を残していきます。

2007年(平成19年)にフランス人アートディレクターのローラン・グナシアさんと結婚し、2012年(平成24年)には長男・眞秀まほろくんが生まれています。息子とともに日本のテレビ番組「徹子の部屋」にも出演し、溺愛ぶりを見せつけていました。

息子・寺嶋和史は尾上丑之助で歌舞伎デビュー


尾上丑之助が表紙の「演劇界2019年7月号」

菊之助と瓔子さんの長男として生まれたのが、和史くんです。平成28年(2016年)5月の歌舞伎座の「勢獅子音羽花籠きおいじしおとわのはなかご」で、本名の寺嶋和史の名で初お目見得を果たすと、翌年5月には「絵本牛若丸」の源牛若丸役で七代目尾上丑之助を襲名し、初舞台で凛々しい姿を見せました。

初舞台では、父親の菊之介だけでなく、二人の祖父・尾上菊五郎、中村吉右衛門とも共演を果たしており、歌舞伎役者として今後どう成長して行くのか楽しみですね



尾上菊之助の新たな挑戦


菊之助演じるナウシカが表紙の「演劇界2020年2月号」

歌舞伎界の名門として伝統的な舞台を得意とする五代目尾上菊之助ですが、近年ではまったく新しい歌舞伎の舞台やテレビドラマにも挑戦しています。

新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」

平成17年(2005年)に、演出家・蜷川幸雄に依頼して、シェイクスピアの「十二夜」を新作歌舞伎として新たに「NINAGAWA十二夜」として作り変えた舞台を上演しました。初めはシェイクスピア劇をどのようにして歌舞伎にするかということで、かなりの困難があったようですが、最終的には両方が上手くミックスされた形で「歌舞伎」として出来上がります。

舞台全面には鏡を使った装置が配置され、歌舞伎音楽にチェンバロを加えた演奏、そして大海原を航海する船が嵐で難破する場面では歌舞伎的手法が大胆に使われました。蜷川幸雄の演出による美しい世界があますところなく歌舞伎座の舞台で繰り広げられ、観客は大きな感動に包まれました。

平成29年(2017年)には、インドの壮大な叙事詩「マハーバーラタ」を原作とした、新作歌舞伎「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」が日印友好交流年記念としてインド大使館も後援して行われました。

壮大な物語は全部を舞台化できないので、新たな視点から再構成し、古典の歌舞伎の様式に合わせて登場人物を歌舞伎の役に合わせ、場面の演出も歌舞伎的なものを取り入れています。演奏では歌舞伎音楽とパーカッションが融合した新たなリズムを作り出し、歌舞伎舞踊の部分も入ったこの作品は、インド政府をも巻き込んで、歌舞伎の可能性を大きく広げるものとなりました。

新作歌舞伎で大作を打ち出す菊之助の次の作品は、スタジオジブリで映画化された漫画「風の谷のナウシカ」です。

令和元年(2019年)12月に新橋演舞場で上演されたこの作品は、アニメ映画では描かれなかった原作すべてを舞台化するというものであり、一日通しで8時間にもなる大作として話題になりました。

漫画の衣装を歌舞伎でどう表現するか、映画の音楽を和楽器でどう演奏するかなど、様々な試行錯誤を経ながら公開された作品は、従来の歌舞伎ファンだけでなく歌舞伎を知らないジブリファンの関心も呼び、チケットは発売後すぐに売り切れました。

主役のナウシカを勤める菊之助は、作中で登場する「メーヴェ」というグライダーのような飛行装置で空を飛ぶ場面に、歌舞伎の演出である「宙乗り」を使い、ナウシカの服の色が赤から青に変わる場面では、歌舞伎の「引抜き」という技術で早替りするなど、アニメの場面を歌舞伎の舞台演出で見事に再現しています

ところが、公開してすぐに主演の菊之助が左肘を骨折するというトラブルに見舞われます。その日の午後は休演になりますが、翌日には復帰し、途中の演出を少し変更しながらも最後まで演じきったのです。

共演にも尾上松也尾上右近中村七之助などの若手人気役者が集い、ナウシカ歌舞伎は大盛況のうちに終わりました

このとき上演された新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」はブルーレイ&DVDで発売されています。


新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』 [ 尾上菊之助 ]

そして2022年7月の歌舞伎座「七月大歌舞伎」では、「風の谷のナウシカ 上の巻 ー白き魔女の戦記ー」が、クシャナを中心にした物語として再演されました。
新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」について詳しくは以下の記事をご覧ください。

さらに、2023年3月にはロールプレイングゲームとして絶大な人気を誇る「ファイナルファンタジーX」を新作歌舞伎として披露されます。

次はどんな新作を披露するのか、音羽屋のプリンス・五代目尾上菊之助のこれからの挑戦がとても楽しみですね。

テレビドラマで初主演

2020年10月1日に放送された、スペシャルドラマ「刑事アフター5」で、尾上菊之助がドラマでは自身初の主役を務めました。

近年のテレビドラマでは、NHKの大河ドラマ「西郷どん」や、「下町ロケット2」、「グランメゾン東京」などでも注目されましたが、意外にも主演となると今回が初めてとなります。

撮影前には刑事役を演じるために警察関係者に実際に話を聞いたり、これまで踊ったことのないアルゼンチンタンゴを踊ったりと、歌舞伎とはまた違う菊之助の芝居を見られるものとなっています。

また、2021年11月から放送のNHKの朝の連ドラ「カムカムエヴリバディ」では、銀幕の時代劇スター桃山剣之介役で朝ドラ初出演を果たします。

本人も歌舞伎役者が現代劇でも活躍することを嬉しく思っているようで、これからもテレビや映画でも菊之助を見る機会が増えそうですね。

>>NHK朝ドラ「カムカムエブリバディ」について詳しくはコチラ

尾上菊之助の公演情報

尾上菊之助や家族が出演する公演情報です。

2024年2月 御園座

2024年2月の御園座「二月御園座大歌舞伎」に尾上菊之助が出演します。

2024年3月 歌舞伎座

2024年3月の歌舞伎座「三月大歌舞伎」に尾上菊五郎尾上菊之助尾上丑之助尾上眞秀が出演します。




まとめ:尾上菊之助一家のこれからに注目

五代目尾上菊之助は歌舞伎の名門音羽屋のプリンスと呼ばれ、その美貌から現代最高女形の一人でありながら、立役の演技もこなす兼ねる役者として幅広く活躍しています。

そして、古典歌舞伎の伝承だけでなく、新作歌舞伎「NINAGAWA十二夜」「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」「風の谷のナウシカ」などの大作を次々と世にに送り出すなど、新たな歌舞伎を生み出すことにも意欲的です。

そんな菊之助のお嫁さんは、中村吉右衛門の四女・瓔子さんです。歌舞伎役者の妻として夫を支えながら、長男の和史くんも尾上丑之助としてしっかり歌舞伎デビューしています。

父親・尾上菊五郎、母の富士純子、姉・寺島しのぶという個性的な芸能家族に囲まれた菊之助が、瓔子夫人の支えで今後どんな活躍をしていくのか注目ですね。

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