歌舞伎とは?その歴史や起源を初心者にも簡単に分かりやすく解説!
歌舞伎と言えば日本の伝統文化の代表格とも言えますが、その成立した起源や辿ってきた歴史についてご存知ですか?
ここでは歌舞伎について、その起源や歴史とはどういうものかを、歌舞伎を見たことがない初心者の方にも、できるだけ簡単にわかりやすく説明します。
また、歌舞伎の初心者にもみてほしい演目や、現在活躍している歌舞伎役者、歌舞伎が見られる劇場なども紹介しています。
目 次
歌舞伎の起源と特徴
歌舞伎の起源や歴史はどうなっていて、その特徴とはいったいなんでしょうか? 長い歌舞伎の歴史の中でも、ポイントになるところをわかりやすく解説します。
歌舞伎の起源はいつ?
歌舞伎が誕生したのは江戸時代の最初の頃、当時「ややこ踊り」と呼ばれていた踊りをやる一座の「出雲の阿国(おくに)」という女性からだと言われています。
阿国のややこ踊りは慶長8年(1603年)ごろには「かぶき踊り」と呼ばれるようになりましたが、これが歌舞伎の起源ということになっています。
「歌舞伎」とは「かぶき」に漢字を当てたものですが、そもそも「かぶき」という言葉は「かぶく」が元になっています。「かぶく」とは世の中の普通に反して勝手な振る舞いや奇抜な行動をすることですが、そういう「かぶいた人」たちは「傾奇者(かぶきもの)」と呼ばれていました。
傾奇者は人目につく華やかな衣装で着飾り、派手な十字架のネックレスや水晶の数珠などをつけて町中を歩き回っていました。時には乱暴狼藉を働いたりすることもありましたが、そのスタイルは当時の人々のあこがれでもあったのです。
阿国の踊りが当時の人々を熱中させることができたのは、彼女が男装して、傾奇者のスタイルを真似た派手な衣装で登場したことも大きな理由です。歌舞伎はこのようにして誕生し、その後も時代に合わせて発展しながら現代まで400年以上続いているのです。
歌舞伎の特徴とは?
歌舞伎とはどういうものなのかと言えば、「歌」「舞」「伎」という言葉がそれぞれ表すように、歌や音楽、舞いと踊り、役者の芝居の3つの要素で見る人を楽しませるものということです。
その中でも歌舞伎の特徴として以下のようなものがあります。
- 男性が女性を演じる女形の存在
- 客席の中を通る花道や廻り舞台
- 派手な隈取模様の化粧
- 六方や見得などの独特の動き
- 親から子へと芸を受け継ぐ歌舞伎役者の家制度
このような独特の変わった演出やルールが、歌舞伎を特徴的なものにしています。
また、江戸時代に確立されたものなので、現代の私達にとっては理解しにくい言葉や内容も多くなっているので、初めて見る方はとまどうこともあるかもしれません。しかし本来歌舞伎は、庶民が楽しむものとして生まれたのですから、歌舞伎の持つ独特のルールを知ってしまえば、現代の私達にとっても楽しめるものなのです。
400年以上続く伝統芸能でありながら、現代でも多くの観客をひきつける魅力をもったもの。それが歌舞伎の持つ最大の特徴です。
歌舞伎ってどんな歴史があるの?
江戸時代のはじめに出雲の阿国のかぶき踊りから始まったのが歌舞伎です。現代まで400年以上続いていますが、その時代の文化や観客の好みに合わせて歌舞伎は常に変化しながら発展してきました。ここではその歌舞伎の歴史について簡単に説明します。
江戸時代の歌舞伎
出雲の阿国のかぶき踊りの人気が高まると、それを真似して同じような踊りを見世物とする団体がたくさん現れるようになりました。なかでも遊女たちを使った遊女歌舞伎は、連日大勢の客を集めて賑わいました。
しかし人気のある遊女を巡ってのトラブルが増え、「風紀を乱す」という理由で幕府は女性の踊りを禁止してしまいます。
すると今度は若衆歌舞伎という少年を使った歌舞伎がはやるようになりますが、これも遊女歌舞伎と同じように美少年をめぐるトラブルが多発するようになったので、結局「風紀を乱す」という理由で禁止されてしまいます。
そこで成人男性だけで演じる野郎歌舞伎が登場し、成人男性が女性を演じる女形が登場することになります。この野郎歌舞伎が現代の歌舞伎の原型となり、現代まで伝わってきたのです。
歌舞伎はその後も、京都・大阪の上方では「和事」と呼ばれる柔らかみのある演技、江戸を中心としては「荒事」と呼ばれる激しく荒々しい演技という違いを出しながら発展します。
そして、同じ頃に流行っていた人形浄瑠璃からヒット作が次々と歌舞伎に移され、人気演目となっていきます。また、当時広まっていた三味線による多彩な音楽の演奏が歌舞伎人気を後押ししました。
こうして江戸時代を通して現代まで続く歌舞伎の原型はほぼ完成していきました。
歌舞伎の「女形」や「音楽」について詳しくは以下の記事を御覧ください。
明治時代以降の歌舞伎
明治維新によって江戸幕府が終わりを告げ、西洋の文明が入ってくると、劇場が洋風に作り変えられるなど、歌舞伎にも大きく影響を与えました。
また、明治20年(1887年)4月には劇聖と呼ばれた九代目・市川團十郎や五代目・尾上菊五郎らの人気役者が、天皇皇后両陛下の前で天覧歌舞伎を披露するなど、それまでは低い身分と見られていた歌舞伎役者の世間での地位は高まってきます。
現代まで歌舞伎の殿堂として続いている歌舞伎座が建てられたのもこの時代(明治22年・1889年)です。
第二次大戦後の歌舞伎
戦時中、歌舞伎は上演が困難になり、戦後は日本の軍国主義化を警戒するGHQにより、忠義心が強調される内容の古典的な演目を禁止されるなど、歌舞伎も存続が難しい状況になりました。しかし日本の伝統芸能としての歌舞伎の価値が認められ、再び古典的な演目も上演できるようになったのです。
その後、日本の急速な経済成長とともに様々なエンターテイメントが発展してきたことで、歌舞伎は娯楽の中心ではなくなってきました。しかし、そのような状況でも新しい時代に合わせて、歌舞伎は進化していきます。人気俳優による公演も盛んに行われ、戦前から行われていた海外公演も、再び開催されるなどの広がりを見せていきました。
1962年に国の重要無形文化財に指定され、2009年にはユネスコの無形文化遺産に登録されるなど、歌舞伎は日本の代表的な伝統芸能として、その特殊な様式美とともに、世界に知られるようになっていきました。
2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で歌舞伎公演も中止に追い込まれ、再び大きな危機を迎えましたが、歴史的に見れば歌舞伎は何度も存続の危機があり、それを乗り越えて大きく発展してきたのです。そんな歌舞伎の危機を乗り越えて発展してきた歴史を、以下の記事で紹介しています。
歌舞伎の魅力とは?
江戸時代から現代まで400年以上も続く歌舞伎ですが、その魅力とはいったい何でしょうか?
日本が世界に誇る伝統芸能であることはもちろんですが、その演目の多彩さや歌舞伎役者の独特な演技、音楽や歌、派手な衣装、趣向を凝らした舞台など、様々な日本の文化が凝縮されていることが、歌舞伎の魅力をいっそう引き立てています。
歌舞伎はその誕生当時から現代まで、誰もが気軽に見に行ける大衆娯楽なのですが、今ではなんだか見に行くには敷居が高いと思っている人が多いようです。でも、決してそんなことはありません。
歌舞伎を観劇することは、劇場という非日常の空間で演じられる舞台の中に、日本の伝統や風習を再発見することができ、そして誰もが知っていたはずの日本人の心や美意識を感じることができるのです。
そしてそれだけではなく、現代の多くの人が歌舞伎に魅力を感じるのは、親と子が共に同じ舞台で演じることではないでしょうか。テレビで歌舞伎の特集があると、決まってと言っていいほど、「父親と息子」がクローズアップされます。
近年では、中村勘九郎と息子の勘太郎、長三郎兄弟、市川團十郎と息子の新之助、尾上菊之助と息子の丑之助、中村獅童と息子の陽喜くんなど、歌舞伎役者の親子がテレビの画面を賑わせていました。
親と子が一緒に仕事をするということが少なくなった現代社会では、親子(ときには三代)で同じ舞台に立って芝居を演じる姿は、親子の強い絆を感じさせられものとして心に強く響きます。それが歌舞伎の一番の魅力かもしれませんね。
歌舞伎の魅力をもっと楽しみたい方は以下のページもごらんください。
歌舞伎の演目は何があるの?
歌舞伎で演じられる演目の数はなんと400以上と言われていますが、その内よく演じられるのは100演目ぐらいです。
大きく3つに分けてみると、江戸時代から見て歴史上の出来事になる「時代物」。江戸時代の人の生活や当時の現代劇にあたる「世話物」。華やかな歌や音楽に合わせて舞い踊る「舞踊劇」。になります。
その中でも特に有名で人気のある演目を以下に紹介します。
仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
時代物の代表的な演目で、言うまでもなく日本人なら誰でも知っている「忠臣蔵」です。ただし、歌舞伎では江戸幕府からその当時の出来事、特に武家社会のことをそのまま演じるのは禁じられていたので、時代背景は太平記の足利幕府のころという設定になっています。
例えば、「大石内蔵助」は「大星由良之助」と少し名前が変わっていたりしますが、よく見れば本当は誰のことかわかるようになっています。
義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
源義経をめぐる事件を描いた時代物の演目です。源義経に関わる人々の様々なドラマが展開されるお話ですが、狐が義経の家来に化けて出てくるファンタジーな展開や、平家の武将が巨大な錨とともに後ろ向きに海にダイブするアクロバティックな場面があるなど、早変わりや宙を舞う大胆な演出があるのも見どころです。
勧進帳(かんじんちょう)
市川團十郎家のお家芸である歌舞伎十八番の一つ。もともとは能の舞台だったものを歌舞伎に取り入れたもので、大きな松の背景が描かれていることから松羽目物と呼ばれる演目です。源義経一行が東北へ落ち延びるために、山伏に化けて関所を通過するときの緊迫のやりとりが描かれています。独特のポーズを決める見得や、手足を大きく振って飛ぶように歩く六方などの、歌舞伎ならではの演技も見どころです。
勧進帳の詳しい内容は以下の記事を御覧ください。
東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)
お岩さんの幽霊のお話です。早変わりや宙乗り、戸板返しなど幽霊ならではの観客を驚かせる演出が満載です。世話物の特徴である庶民生活をリアルに表現しているのも見逃せません。
東海道四谷怪談の詳しい内容は以下の記事を御覧ください。
青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)
白浪五人男という方がわかりやすい世話物の演目です。「知らざあ言って聞かせやしょう」という決め台詞や、五人の盗賊が花道に並んでそれぞれ口上を述べるシーンなど、実にかっこいい場面が多く、とても人気があります。
ちなみにアニメのルパン三世(Part2)でも白浪五人男のエピソードが描かれています。かつては子供でも知っているほど有名だったのでしょう。
白浪五人男の詳しい内容は以下の記事を御覧ください。
連獅子(れんじし)
歌舞伎舞踊の一つです。二人の獅子の精が息の合った演技を見せるのが見事な舞踊です。獅子の精が床を引きずるほどの長い髪の毛を豪快に振り回す様子は、歌舞伎の一般的イメージとしてよく知られています。役者の親子で演じられることも多く、親から子へと芸を受け継ぐ歌舞伎ならではの演目です。
連獅子の詳しい内容は以下の記事を御覧ください。
どんな歌舞伎役者がいるの?
歌舞伎にとって一番重要なのが歌舞伎役者です。映画やテレビに出ている有名な役者さんなど、現在活躍している歌舞伎役者を紹介します。
市川團十郎白猿(いちかわだんじゅうろうはくえん・13代目)
歌舞伎界の宗家とも言うべき市川團十郎家を担い、現在の歌舞伎を代表する若手スター。新之助、海老蔵と名乗っていた時代からドラマや映画の出演も多く、歌舞伎を知らなくても名前を聞いたことがある人は多いでしょう。2022年11月に歌舞伎界の宗家とも言える「十三代目市川團十郎白猿」を襲名し、名実ともに歌舞伎界の中心になることが期待されます。
市川團十郎の家系図や詳細については以下の記事を御覧ください。
尾上菊之助(おのえきくのすけ・5代目)
人間国宝の七代目尾上菊五郎を父に持ち、端正で可憐な女形の色気のある演技で人気がある歌舞伎界の若手スターの一人。歌舞伎以外の演劇や映画、TVCMなどにも多く出演しています。有名な役として、「白浪五人男」の弁天小僧菊之助、「東海道四谷怪談」のお岩さんなどがあります。2019年12月には、ジブリの人気アニメ「風の谷のナウシカ」を歌舞伎化して上演し、大きな話題になりました。
尾上菊之助について詳しくは以下の記事を御覧ください。
片岡愛之助(かたおかあいのすけ・6代目)
珍しい一般家庭の出身の歌舞伎役者です。整った顔立ちで荒事も和事もこなします。新作歌舞伎やミュージカルなど様々な舞台に出演し、テレビドラマ「半沢直樹」ではオネエ役まで演じるほど幅広い演技力が魅力です。女優の藤原紀香と結婚したことも話題になりました。「源平布引滝(義賢最期)」の木曽義賢。「鳴神」の鳴神上人などを演じています。
片岡愛之助について詳しくは以下の記事を御覧ください。
中村獅童(なかむらしどう・2代目)
見た目は武士のような強面な雰囲気ですが、絵本を歌舞伎化した「あらしのよるに」では心優しい狼を演じ、バーチャルアイドル初音ミクと共演するなど斬新な試みにも挑戦している若手スター。「義経千本桜」の狐忠信、歌舞伎十八番「毛抜」の粂寺弾正などの大役も演じています。
中村獅童について詳しくは以下の記事を御覧ください。
坂東玉三郎(ばんどうたまさぶろう・5代目)
もはや伝説とも言える名女形です。驚くほどの美しさと芸のたくみさをもって観客を魅了します。映画監督や演出家も手掛け、世界的にも高い評価を得ています。国内外の数々の受賞歴があり、人間国宝にも認定されている歌舞伎界の至宝です。「京鹿子娘道成寺」の白拍子花子、「桜姫東文章」の桜姫など多くの有名な女形を演じています。
坂東玉三郎について詳しくは以下の記事を御覧ください。
中村七之助(なかむらしちのすけ・2代目)
若手の女形として目覚ましい活躍を見せる、現代的な美しい容姿とよく通る声が魅力の役者です。映画「ラストサムライ」で若い天皇役を演じた後、ニューヨーク公演で「夏祭」の遊女・琴浦を演じる姿は、ニューヨーカー達を驚嘆させました。大河ドラマで活躍した中村勘九郎を兄に持ち、二人で中村屋の屋台骨を支えています。
中村屋について詳しくは以下の記事を御覧ください。
どこで歌舞伎は見られるの?
歌舞伎を見られる劇場はたくさんありますが、そのなかでも有名なものを5つご紹介します。
歌舞伎座
現代の歌舞伎の総本山とも言える劇場です。100年以上の歴史があり、2013年に高層ビルを備えた「歌舞伎座タワー」として建て替えられて話題になりました。ほぼ一年中歌舞伎を上演しており、イヤホンガイドを聞きながら観劇できたり、モニターを借りれば座席で詳しい解説が見られるなど、初心者や外国人にも観劇しやすくなっています。
初めての人にもわかりやすく、歌舞伎の雰囲気を一番味わえるという点で、最初に観るにはおすすめの劇場です。
座席数 | 1964席 |
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住所 | 東京都中央区銀座4−12−15 |
アクセス | 日比谷線・都営浅草線 東銀座駅[3番出口]直結 |
地図 |
歌舞伎座タワーへのアクセスについては以下のページも御覧ください。
新橋演舞場
歌舞伎座のすぐ近くにあり、こちらも大正時代からの歴史ある劇場です。歌舞伎座が伝統的な歌舞伎を専門とするのに対して、新橋演舞場では新作歌舞伎やスーパー歌舞伎などの、より自由な視点の歌舞伎も上演されています。
座席数 | 1428席 |
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住所 | 東京都中央区銀座6−18−2 |
アクセス | 都営大江戸線 築地市場駅[A3出口]徒歩3分 日比谷線・都営浅草線 東銀座駅[6番出口]徒歩5分 |
地図 |
京都四條南座
京都四條の鴨川沿いに建つ歌舞伎初期からの歴史ある劇場です。桃山風の破風屋根が特徴的で、演劇やコンサートも行われています。12月の顔見世興行が有名です。
座席数 | 1086席 |
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住所 | 京都市東山区四條大橋東詰 |
アクセス | 京阪電鉄 衹園四条駅[6番出口]すぐ 阪急電鉄 河原町駅[1番出口]徒歩約3分 |
地図 |
大阪松竹座
もともとは映画館として建てられましたが、1997年に最新の設備を備えた劇場として新築開場されました。道頓堀の凱旋門と呼ばれた外観は今も健在で、関西の歌舞伎の中心地となっています。
座席数 | 1033席 |
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住所 | 大阪市中央区道頓堀1−9−19 |
アクセス | 御堂筋線・四つ橋線・千日前線 なんば駅[14号出口]徒歩1分 |
地図 |
博多座
1999年にできた福岡市立の演劇専用劇場です。回り舞台や花道など歌舞伎のための設備も整えられています。座席数は九州では最大級の1397席を備えた三階席まである劇場です。歌舞伎だけでなくミュージカルや演劇などが月替りで上演されています。
座席数 | 1397席 |
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住所 | 福岡市博多区下川端町2−1 |
アクセス | 地下鉄 中洲川端駅[7番出口]直結 |
地図 |
それぞれの劇場でのチケットの取り方は以下をご覧ください。
まとめ:歌舞伎は知れば知るほど面白い
歌舞伎の起源や歴史、そしてその魅力について、できるだけわかりやすく紹介してきました。
400年の歴史を持ち、ユネスコの無形文化遺産に認められながらも、堅苦しい伝統芸能ではなく我々一般人も気軽に楽しめる大衆芸能として今も発展し続けているのが歌舞伎です。
その魅力を実際に肌で感じてみたいと思ったら、今回紹介した劇場などを参考にして、歌舞伎の公演を見に行ってみてはいかがでしょうか。テレビでは見られない歌舞伎役者の生の演技を見れば、あなたもきっと歌舞伎の魅力にはまってしまいますよ!
歌舞伎についてもっと詳しく知りたい方は、以下で紹介する本もぜひ参考にしてみてください。